日本の専業主婦の割合と海外の反応！「なぜ働かない？」は世界共通？

なぜ働かない？

皆さんはこの言葉にどのような反応をしたでしょうか。

専業主婦を指しているのでしょうね。タイトルからすると。
専業主婦ってなんなのでしょうか。
専業主婦は世界中にいます。

さて、
今回は色々な形の「専業主婦」について海外の反応も織り交ぜ、
その「なぜ働かない？」という疑問が正しいのかどうか。

「世界共通」なのかどうか。
みなさんと考えていけたらと思います。

専業主婦になりたい？日本の場合

２０１０年　４５％
２０１４年　３８％

日本の専業主婦の割合は、年々減少しているようです。

なぜかといえば、
近年の不況の影響や、女性の社会進出といった風潮からでしょうか。

世界的にみると、「女性の社会進出=共働き」は、当たり前。
なので日本の今後も世界に習って
共働きが増えていくと予想できますよね。

専業主婦になりたい？日本の若者の考え

厚生労働省が、若者への意識調査を行いました。
結果は、１５歳～３９歳の女性の３人に一人が専業主婦になりたいと望んでいるそうです。

理由は
「女性には家事、子育てなど、仕事よりもやるべきことがある」
「夫が安心してしっかり働くためのサポートをする事が妻の役目である」
なのだそうです。

まだそんな古風な考えの若い日本人女性がいたとは、私には驚きでした。
日本はまだまだ平和で余裕があるようですね。

私の周りは明るく元気にパートで働くママさんばかりなので
それこそ「仕事は？」（働いていること前提？）が挨拶がわりの会話です。

専業主婦になりたい？日本の実際の状況は？

最初は「ぼくの稼ぎで君を養うよ」と男らしさと包容力を見せていた彼氏も
いざ一家の主となってみると「やっぱり無理。ごめん働いてくれる？」となり、

でも、彼にもプライドがあるので、
「僕より稼がないでね」
「子育てもあるからパートにしてね」と急展開。

さよなら専業主婦。

「うん。わかった」
素直に受け入れることができる方なら何も問題ないのでしょうが・・・

あと、
バリバリ働いてキャリアを積んで結構稼いでいた。

そんな方が「パート」に出るというのもかなりの覚悟が必要かもしれません。
（正社員になりたくてもなかなか途中からだと難しい社会なのです。）

私の経験ですが、初めは、久しぶりの社会復帰でパートも楽しかった。
だんだん仕事を覚えると、もっとこうすれば、あーすれば。
色々なアイディアが浮かぶのです。

しかし、それがお給料に反映されることはありませんでした。
所詮パートはパート。与えられた仕事をこなすのが仕事。
虚しくて、割り切れなくて。苦しい経験でした。

専業主婦になりたい？世界の専業主婦の割合は？

フィンランドの場合

フィンランドでは、税金や社会保障費を負担することで、
母親は子供が３歳になるまで育児した後、産前の職が保証されています。
復職の際は、必ず子供を保育園んい入れることもできます。

北欧は「働く社会」働くことは男女当たり前なのです。
女性の働きやすい環境が整っています。
これが、完全雇用なのでしょうね。

高い税金を払うからこその高福祉なのですね。
税金と収入。日本でもずっと問題になっています。

日本では働きたくても働けない。
働ける環境が整っていない。
これらが働く女性の意欲をくじいていると反応されてもしかたないですよね。

日本を是非、高い税金を払ってまでも働きたいと思える社会にして欲しいものです。

アメリカの場合

アメリカではどうでしょうか。
アメリカの専業主婦の割合は２４％と言われています。

日本とは逆で、上昇しています。
リーマンショッックの影響であると言われています。
働く場を失った女性が主婦にならざるおえない。家庭に避難するしかなかったのでしょうね。

アメリカは、保育料が高すぎるのだそうです。
州にもよるようですが、州立大学を上回る保育料の州が多いのだそうです。
考えられません！びっくりです。

だからこそ、家庭で子供の世話をする方が理にかなっているアメリカでは
専業主婦の割合が上昇しているのかもしれませんね。

イギリスの場合

イギリスでは専業主婦の割合は減少。
代わりに専業主夫の割合が増えているそうです。。

不景気により、男性の失業率が増え、ママさんが働かないと
生活ができない家庭が増えているとか。

イギリスの主夫と、日本の主夫の捉え方は少し違うような気がします。

日本では、働きたい方が働く。稼げる方が稼ぐ。
そんな理解ある夫婦の形が「専業主夫」を増やしているのではないのかなと私は感じてます

日本の専業主婦の割合と海外の反応！
「なぜ働かない？」は世界共通？まとめ

いかがでしたか？

世界にも目を向けこれだけ調べてみると、
「専業主婦」とは奥が深いですね。

専業主婦になりたくてなった人。専業主婦を仕方なく選んだ人
なんの迷いも悩みもなく専業主婦でいられるのは、
上流階級の奥様の割合が多そうだな～って気がしません？

専業主婦は「楽そう」と簡単に言う人もいますが、
実はかなりのリスクがあります。
一番は「離婚したら生活できない」離婚後の収入がないのですよ。

（今の世の中、３組に１組が離婚しているそうです。）

その不安とリスクは結構大きいものですいつ何が起こるかわかりません。。。

世の中に絶対はないのですから。
でも、自分で選んだ道です。
覚悟して頑張るしかないのです！

働くこともを選ぶ。専業主婦を選ぶ。
どちらも覚悟を持って自分で選んだ道。

どこの国でも
専業主婦たちが家庭の仕事がどれだけ大変かを愚痴ると
働くママさんは「イラッ」とするみたい。

どこの国でも
専業主婦は、そんな働くママさんたちの目が怖くて萎縮する。

お互い愚痴や文句を言うから、
「働いてるからなによ！」「専業主婦のくせになによ！」
となるのではないでしょうか？

「なぜ働かない？」は残念ながら世界共通なのかもしれませんね。
「なぜ働けないの？」って聞かれるのは？

「ほっといてよ」ですよね。笑
すみません。

やってることはどちらも大変だと思いませんか？

働くママさんも、
育児に家事に徹底している主婦もどちらも偉い！！

てか・・・・・、比べられませんよ。

働くママさんも、専業主婦ママさんも、お互いの苦労を理解し合えば
特に小さいお子様をお持ちのママさんたちは
ご近所付き合いも、今以上に楽になるんじゃないかな～と思う今日この頃。

「働く」　「働かない」は、各国様々な事情があってのことのようです。
どんな人生でも、「楽しむ」ことを忘れないで頑張りたいものですね!