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あるMCさんが
「おいしくるメロンパンという名前ですが、みなさんはメロンパンが大好きなのですか?」
と質問したことがあります。

すると「別に、そうでも・・・。たまたま食べていた時に、自分達でつけた名前ですが、メロンパンそのものを好きという意味でつけた名前ではないです。」

MCさん「はぁ、そうなんですか、、、。」

そんな名前の「おいしくるメロンパン」は、まだ本当に、

デビューしたてのホヤホヤです。
「メロンパン」なら焼き立てです!

にもかかわらず、2015年に結成して、
すぐにその夏の2016年のロッキンに登場するとは、なかなかすごいことをになっているバンドです。

そんなちょっと??な「おいしくるメロンパン」を、まだ知らない人に、一足お先に、ご紹介します。

 

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おいしくるメロンパンは、3人組

メンバー ナカシマ
ヴォーカル 1994年 10月16日生まれの23才
彼が、おいしくるメロンパンの作詞作曲担当で、

打ち込みまでの作業をします。
福岡県出身、その後大学進学のため上京。

峯岸 翔雪 ベース       千葉県出身

原  俊太郎 ドラム      千葉県出身

の3人で活動しています。

しかも2015年の9月から活動を始め、
翌年の2016年にはロッキンに出場を果たすなど、かなりの勢いでここまで来ています。

そして今年の2018年のロッキンにも登場します。

彼らは、これまでにまだ11か月しか公表している持ち歌が
ありませんでした。
さらに正式に出したアルバムもない、、。

しかもようやく出したファーストアルバムは、いってもインディーズで3曲です。
それなのに、出す曲の再生回数は、多いものでは100万を超えています
今一番関心度の高いバンドかもしれません。


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最初のアルバムは3曲入りで、やっと出たのはミニアルバムでも

おいしくるメロンパンの音域がヤバい!美声で感動するおすすめ曲も1

そんな彼らのアルバムは、

2017年9月27日に
今度はやっとミニアルバムという形で

リリースとなります。

実に経験が浅い曲の発表が少ないバンドです。

見た目だけで言うと、なかでもナカシマの普段は、
どこか学生の延長のような感じです。
なので、普通に大学生だったナカシマが
そのまま卒業してバンドを続けていると言った所です。(下北風)

そして3人は、身長でいうと180㎝170㎝160㎝(厳密には166㎝だそう)という
大、小、中のサイズで構成されていて小柄なナカシマは、体つきがとてもか細く逆にに目立ちます。

その一番小柄で、ひ弱そうなナカシマの武器は彼の持ち味である声です。
唄になると、その声がほんわりとやわらかく、そして高音域の美声が引き立ちます。

さらにナカシマの歌い方は、その声を活かして
実にフラットな感じです。あまり「声を大にする」ことや、抑揚は、
パフォーマンスではありません。

にもかかわらず、小刻みなリズムに合わせたナカシマの高音がとても目立ちます。

そして3人が演奏を始めると、

きっと驚くはずです。
いきなりステージに立つと

ガラっと変わります。
ドラマ―の力強さと、ギターのしっかりとした刻みがあり、しかも間奏部分での

ギターソロなど、本人の風貌からは、

想像がつかないほど力強いものです。
また、1曲の中に曲調を変えるのが、「おしくるメロンパン」のテクニックです。
ちょっとカフェにいるような錯覚に陥ります。

ここまで来ると、
楽曲に関してロッキンサイドが「押しまくっている」という話
そうなのかもしれないと納得します。

 

音域がヤバい!美声で感動するおすすめ曲も

色水

これは、今時点での「おいしくるメロンパン」の
代表作
と言えます。

夏祭りや花火をテーマにした曲はたくさんありますが、
この微妙な「色水」というタイトルです。
ノスタルジックで、それでいて、
ナカシマの美声が引き立ちます。
「色水」の色を空から取り込んでくる
その詩のセンスが光ります。

このきゃしゃな少年から
どうしてこんな透明感のある高音域の美声が出るのだろうと

不思議な感覚に陥ります。

もちろん演奏に全力投球です。
ここに新しいタイプのバンドがいますよ。
そして「はじめまして」的な曲です。

「おいしくるメロンパン」という
変わった名前のバンドを聞くのなら、
まずこの曲が最初がいいでしょう。

 

シューガ―サーフ

 

はじめたばかりのバンドのMVは、
「低コスト」が一番重要です。
その考え方からしても
この「シュガーサーフ」は、
映像などは典型的な構成をしています。

よくビルの上や公園などで
ラインを取らないで歌っているMVがありますよね。

彼らのバンドも、
そうしたタイプなのだと軽く考えていました。
それが、最初の部分で覆されます

「おいしくるメロンパン」がロッキンにも
呼ばれる意味が分かります。

いきなり疾走感で最初から飛ばして来ます。
そして。あのかわいらしい風貌で
どこか中学生のようなナカシマが
いきない変身します。

ハイトーンボイスに、その上の高音域まで出し、3ピースにとは思えない音の作り込みです。

そのハイトーンボイスの高音域の美声が
重厚なバンドサウンドに乗れば、
ひ弱そうな見た目とのギャップに驚かされます。

 

あの秋とスクールデイズ

彼らがバンドなのだということを全面的に表現している曲。
勢いがあるな、と思って聞いていると、
急にストーンと曲調を変えてくる。
さらに曲詩もロックバンドらしく深いです。

喉の奥を今も使えて出てこない言葉
誰も僕を知らんふり泣いてみても後の祭りと、
本人たちの雰囲気は、ひょうひょうとしていますが、
実は、こんなに深みのある曲詩が書ける
感性を秘めていたのですね。

まだはじまったばかりの

「おいしくるメロンパン」は、
自分達の思った通りの曲を自由に作っています。

そのうち、タイアップなどが始まれば、
それに寄せた曲を作るようになるかもしれません。

でもこの3人は、そんなことを気にしながら
音楽を続けていくようには見えないですね。

look at the sea

ロックとジャンルを分けてなければ、軽快なリズムに
ナカシマの心地良い高音域美声が散りばめられた
キュートでポップの域と言えます。

この曲も、どこかのカフェで流れてくるBGMでもあるかのように
ちょっとボサノバをきかせたエッセンスが
技術の高さをよく表現しています。

ちなみに、なかしまは普段でも、
ある程度高音域の声です。
コメントを受ける時にも同じ声をしています。

 

五月の呪い

タイトルのちょっと不気味さは、
ここでは、置いておきます。

この曲のすごいところは、
ベースの技術につきます。
なめらかで、ベース音が確実に伝わってきます
「おいしくるメロンパン」の

音がいいのは、ナカシマの声に注目が集まりがちです。
ですが、それ以上の3人それぞれの担当する楽器の技術の高さです。
一見、ドラムが「ごり押し」しているかのような、
サウンドの重厚感がありますが、
実は、ベースもギターもかなりです。

おいしくるメロンパンの音域がヤバい!最後に

名前も変な感じで、ちょっと「どうなの?」と
おそるおそる聞き始めた「おいしくるメロンパン」

でもこのバンドは、今から聴いて間違いはありません。
ナカシマの高音域の美声や、

3人の演奏技術、
そして曲のセンスが抜群です。見た目とのギャップもあり、
かなり新鮮な気持ちになります。


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