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Mr.Childrenミスチル

Mr.Children

もはや今更説明するのもおこがましいほどですが、
今回は更にそんなバンドの王道のラブソングをあえて振り返ってみたいと思います。
また、ラブソングといえば結婚式!
結婚式にも使えそうなミスチルのラブソングも合わせて紹介します!


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ミスチルのラブソング10選は?(シングル編5選)

①Sign

2004年に発表された大ヒット曲。
ドラマ「オレンジデイズ」の主題歌でした。妻夫木聡柴咲コウが出演していたこのドラマも素敵でしたが、そのドラマを彩っていたのがこの曲。

ドラマでは柴咲コウ演じる女性が
聴覚を失っていて手話を使うのですが、
手話は英語で「sign language」と訳すのでタイトルもドラマとリンクしていそうです。

ただそれだけではなく、「君」が見せる仕草や感情を「sign(サイン)」と捉えています。
そういった些細でもありふれたものでも見逃さないで暮らしていけたらという歌詞になっています。

二人で愛しあって、更に暮らしていくとなると、
時間が経つにつれ、「何気ない」「ありふれた」で片付けられてしまう事が沢山あると思います。
そういったものにこそ幸せはあるというのを知らないうちに慣れてしまって忘れてしまうんですよね、人間って。

この曲はそんな気持ちを正してくれるラブソングだと思います。

②youthful days

2001年発売。
ドラマ「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」
主題歌だったので覚えている方も多いのではないでしょうか?

youthful=若々しいという意味が示すように、
若くて青い愛が描かれています。
向こう見ずな感じもありながらも、ただ二人でいられたらそれで良いという純粋な気持ちを感じます。

サビの
「胸の鐘の音を鳴らしてよ 壊れるほどの抱擁とキスで」

という歌詞も素晴らしい比喩だなと思います。
抱擁とキスができるほど近い距離にいられる
しかも壊れるほどのレベルのそれを受け入れてくれる関係である人がいる。

それは幸せな事で、その幸せを祝福の鐘に例えたのか
「胸の鐘の音が鳴る」と表現しています。詩人か!

③HERO

2002年発売。
私は初めてこの曲を聴いた時に
冒頭の歌詞で気持ちを持っていかれました。

例えば誰か一人の命と
引き換えに世界を救えるとして
僕は誰かが名乗り出るのを待っているだけの男だ

最初は意味が分かりませんでした。「HERO」と言っているのに、
冒頭の歌詞はヒーローのそれとは正反対の行動だからです。

「ヒーローなら命かけて世界を救えよ!」

そうツッコミを入れたくなる矢先に次に続きます。

愛すべきたくさんの人たちが
僕を臆病者に変えてしまったんだ

この件が、大人になると分かるようになりました。

愛すべきたくさんの人たちが出てくると
自分の命も「自分ひとりの命」ではなくなってしまうのです。

自分が死んで世界が救えたら世界中の人達にとってのヒーローにはなるでしょう。
しかし、死んでしまったら愛する人のヒーローにはなれないのです。

この曲は身近な人のヒーローでありたいと思う歌です。
それは彼氏彼女や配偶者、もしくは家族、友人など。
恋愛を超えたラブソングかもしれませんね。

④君が好き

この曲も先のドラマ
「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」で使われていました。

いろんな曲で散々「愛」について語彙力たっぷりに表現してきたのに、
この曲では「君が好き」というとてもシンプルな表現をしています。

その表現を
「温い惰性の匂い」
と嘲るようにしつつも、一方では、
「僕が生きるうえでこれ以上の意味はなくたっていい」
とまでハッキリ言い切ってもいます。

素人がいきなり「君が好き」という歌詞を書いても
陳腐なものでしかないですが、

今まで「愛」についての様々な表現をしてきた桜井さんが「君が好き」と歌詞にすると、
回り回って辿り着いたシンプルな答えに聞こえるのが不思議!

⑤and I love you

2005年発売で、日清のカップヌードルのCMでも流れていました。

これも誰もが使い古して、今や使うのになかなか勇気の要る「I LOVE YOU」という言葉をフィーチャーしています。

一人きりでは生きていけないから、君と一緒に生きていきたいというニュアンスの歌詞になっています。

「もう一人きりじゃ飛べない」
「君が僕を軽くしてるから」

ここの歌詞で、今まで一人で背負っていた負担を
「君」が分け合って軽くしてくれている
というのが分かります。

二人で進んでいくことのメリットってこういう所なんだというのを改めて思い知ります。


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ミスチルのラブソング10選は?(非シングル5選)

ミスチルはシングルでない曲の人気も高く、
そういった曲もドラマやCMに使われているので、
ファンでなくても、聴いた事がある曲が多いです。

そんな非シングルのミスチルのラブソングを5曲紹介して、10選の締めとしたいと思います。

⑥常套句

2012年のアルバム
『[(an imitation)blood orange]』内の一曲。アルバム曲ながらドラマの主題歌にもなったので知ってる方も多いのでは?

「君に会いたい」という歌詞が印象的!
最近のラブソングではよく聞かれる
「会いたい」という歌詞をあえて使って、
タイトルに「決まり文句」の意味がある「常套句」という言葉を持ってくる辺りに
皮肉めいたものを感じて、ラブソングと一筋縄では括れない魅力を感じます。

⑦Drawing

「youthful days」のカップリングとして発表された曲ですが、
ファンからの人気は頗る高く、シングルでないのにベストアルバムに収録されたほど!

「Drawing」は線だけで描いた絵(スケッチ)の意味ですが、
相手を想う気持ちを絵を描くことに例えた一曲です。

頭の中でいろんな場面を絵で描くように想像すると、思い浮かぶ人っていますよね。
それがこの曲の中の「君」であり、「大切な人」の
たとえになっています。

しかし、絵が色褪せていくのと同じように、永遠などなく、大切な人といられる時間も有限なのです。
そんな中でもずっといつも君といたいという気持ちを最後の「そしていつも僕のノートに」
という言葉に込められています。

⑧365日

アルバム曲ですが、NTTのCMで流れていたので聴いたことがある人も多いかと思います。

サビの「365日の言葉を持たぬラブレター」というワードはとても強さがありますよね!何かのキャッチコピーかのよう。

年中毎日君を思う事=365日の言葉を持たぬラブレター

という図式なのかなと解釈できます。

またその後の

明かりを灯し続けよう
心の中のキャンドルに
フーっと風が吹いても消えたりしないように

心のキャンドルの明かりも相手を想う気持ちの事で、
明かりが消えないほど強い気持ちでいようという表現が素晴らしい!

このくらいまで想える相手がいたり、
想ってくれる相手がいたら素敵ですよね。

⑨CANDY

2005年のアルバムに収録されていた曲です。
比喩が得意な桜井さんですが、今回はタイトルの如くキャンディに例えて恋愛の切なさやもどかしさを歌っています。

甘いのではなく、ほろ苦かったり甘酸っぱかったりする
このキャンディの味はおそらく
成就しないであろう恋の切なさを表しているのでしょう。

幸せなラブソングも多いですが、
切ないラブソングもミスチルの真骨頂ですね!

⑩Simple

1999年発売アルバム「DISCOVERY」の6曲目。
アコースティックな音色が印象的で暖かみを演出してくれます。

タイトルも「シンプル」と本当にシンプルなのですが、歌詞も今まで紹介した曲よりもシンプルでストレートなものになっています。
サビの歌詞が

「10年先も 20年先も 君と生きれたらいいな」

となっていて、文字にしてもとてもシンプルなのですが、それがアコースティックの柔らかな音に乗ると、まるで温かい飲み物を飲んだかのように染み渡るのです。

また2番のサビはまた歌詞が違って、

「寂しい曲も 哀しい曲も 君と奏でればいいや」

ずっと一緒に居ると楽しい事ばかりではなくて、
辛い事も出てきます。そんな時も一緒に居たいという意味が込められている気がします。

幸せな時だけではなく、辛い時にも一緒にいたいと
思える相手が10年先も20年先も一緒にいられる相手である。

まるで結婚にも通じますね。
シンプルながら深い意味のラブソングです!

結婚式向けのミスチルのオススメ歌詞は?

数あるミスチルのラブソングですが、
結婚式にもオススメな曲も沢山あります。
その中で今回は「口笛」の歌詞を紹介したいと思います。

口笛

頼り無く二つ並んだ不揃いの影が
北風に揺れながら延びてく
凸凹のまま膨らんだ君への想いは
この胸のほころびから顔を出した

口笛を遠く 永遠に祈るように遠く 響かせるよ
言葉より確かなものに ほら 届きそうな気がしてんだ

さあ 手を繋いで 僕らの現在が途切れない様に
その香り その身体 その全てで僕は生き返る
夢を摘むんで帰る畦道立ち止まったまま
そしてどんな場面も二人なら笑えますように

無造作にさげた鞄にタネが詰まっていて
手品の様 ひねた僕を笑わせるよ
形あるものは次第に姿を消すけれど
君がくれた この温もりは消せないさ

いつもは素通りしてたベンチに座り 見渡せば
よどんだ街の景色さえ ごらん 愛しさに満ちてる

ああ 雨上がりの遠くの空に虹が架かったなら
戸惑いや不安など簡単に吹き飛ばせそうなのに
乾いた風に口笛は 澄み渡ってゆく
まるで世界中を優しく包み込むように

子供の頃に 夢中で探してたものが
ほら 今 目の前で手を広げている
怖がらないで踏み出しておいで

さあ 手を繋いで 僕らの現在が途切れない様に
その香り その身体 その全てで僕は生き返る
夢を摘むんで帰る畦道立ち止まったまま
そしてどんな場面も二人で笑いながら
優しく響くあの口笛のように

日常の何気ない場面に幸せを感じるとても心温まる名曲です。
歌詞に「二人」という描写がよく出てくるので恋人であったり、夫婦であったりを連想させます。すべての歌詞がお気に入りなのですが、特にサビの

「手を繋いで僕らの今が途切れないように」

の部分が個人的にはとても好きです。結婚(式)にも合いそう!

手を繋ぐという行為は1人では出来ないものですし、
その表現によって
「二人で進んでいく時間軸」が見える気がします。

そして、夫婦生活そのものも手を取り合っていくものでもあるのでとても良い言葉だと思います。

この曲を夫婦のプロフィールムービーや結婚式のラストに流すととても感動的になること請け合いです!

結婚式向けのミスチルの名曲は?

結婚式では様々なシーンがありますが、
各席にキャンドルを灯して回る
キャンドルサービスは今なお結婚式には欠かせない場面です。

ミスチルの曲にもそのキャンドルサービスにふさわしい曲があります。

◎抱きしめたい

この曲の2番の歌い出しが、

キャンドルを灯すように
そっと二人育ててきた
形のない この想いは 今はもう 消えはしない

この部分を結婚式で流す夫婦も多いと聞きます。
ミスチルファンの夫婦のみなさんは使った事があるかもしれませんね。

ただ、使うのは2番以降にしてもらいたいなというのが個人的な思いです。

というのも1番の終わりが

「終わった恋の心の傷跡は 僕にあずけて」

となっていて、結婚式に「終わった」「傷跡」というワードはあまりよろしくないかなと思うからです(笑)

キャンドルサービスで流すなら、2番から!でオススメします(笑)

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ミスチルのラブソング10選!結婚式向けのおすすめ歌詞&名曲も!最後に

今回はミスチルのラブソングを歌詞に重きを置いて紹介してみました。
個人的に好きな曲や思い入れも多かったので、
大ボリュームの記事になってしまいました、すいません(笑)

ラブソングは古今東西、世界共通で歌われ続けてきたテーマですが、
歌われ続けた故に陳腐で使い古されたものになりがちです。

しかし、ミスチルのラブソングは語彙力が豊かで
聴いていても、歌詞として読んでも楽しめます。
それが伝わると良いなと思います。

また、ミスチルは知名度がバツグンにあるので
結婚式で流すと老若男女問わず理解してくれる事が多いです。

曲自体ももちろん名曲揃いなので、
今回紹介した以外でもミスチルのラブソングを
結婚式で使ってみるのも良いかもしれません!


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