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朝晩肌寒くなる頃、ふと朝窓を開けた時に薫る秋の香りといえば、

金木犀ですね。

もうそんな季節か!と感慨深いような物悲しい気持ちにもさせる

あの甘い香り。

金木犀というと、オレンジ色の小さいお花をたくさんつけたあの木を

思い浮かべますが、同じ時期に銀木犀というお花も花を咲かせています。


銀木犀は、あまりなじみがないですが、実は金木犀は銀木犀から派生した変種。

つまり、銀木犀のほうが先輩なんです。

この金木犀と銀木犀、どういう違いがあるのでしょうか?


英語での書き方は?



金木犀と銀木犀、英語ではどう書くのでしょうか?

金木犀の英語での書き方は

「Osmanthus」(オスマンサス)

「a fragrant orange-colored olive 」


銀木犀は、

「Silver Osmanthus」(シルバー オスマンサス)

「a fragrant olive」

という表記になります。


「a fragrant orange-colored olive 」

は詳しく書いた場合のもので

「Fragrant olive」

でも金木犀としての意味合いは通じるそうです。

「a fragrant olive 」つまり、香りのあるオリーブ、という意味です。

木犀とオリーブ、あまり結び付かないですが、オリーブはモクセイ科なので、

仲間だったんですね!

開花時期はいつ?



金木犀の開花時期は、9月の下旬から10月の中旬ぐらいで、

オレンジ色の小さな花を咲かせます。

銀木犀もほぼ同じ時期ですが、銀木犀の方が、金木犀よりも

若干遅い時期からアイボリー色の花を咲かせます。

金木犀(キンモクセイ)は年に一度しか見られませんが、

銀木犀(ギンモクセイ)は年に数回花が咲くことがあるそうです。


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その香りの違いは?



金木犀は、甘く強い香りです。
 
香水やアロマオイルの原料にも使われるほどその香りは強く

一時期はトイレの芳香剤でも人気の香りでしたね。

お茶やお菓子にも使われていたこともあります。

香りの強さは銀木犀の5倍と言われています。

一方銀木犀は、金木犀と似たような香りですが、

近づかないとわからないくらい繊細な香りが特徴です。

甘く優雅でお香に近い香りです。

木犀の花言葉は何?



  


金木犀の花言葉は、

「気高い人」「謙虚」「真実」
「謙遜」「陶酔」「初恋」

などがあります。


その由来は、甘く素晴らしい香りを持っているのに、

その花は小さめであることから「謙虚


また、雨が降るとあっさり散ってしまいますが

そのさまがあまりにも潔いことから

気高い人」という表現になったといいます。


そして銀木犀の花言葉は

「あなたの気を引く」「初恋」
「高潔」「唯一の恋」

などがあります。


銀木犀(ギンモクセイ)の花言葉の「初恋」「高潔」は、

真っ白な可憐な花が高潔に見えることが由来になったそうです。

中国の女性は、デートの前に木犀入のお酒を飲んで、

甘い香りをまとった、という話もあります。
 
そんな話から「あなたの気を引く」「初恋」などの花言葉が

ついたとも言われているようです。

まとめ

金木犀と銀木犀の香りや花言葉などの違い、似ているようでも、

すこしずつ個性があることがわかりました。

季節を教えてくれるお花として、花言葉なんかも思い出しながら

また秋を迎えたいですね。


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