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日本では、平成24年以降、厚生労働省が
レバーを生で食べる『レバ刺し』の販売及び飲食提供を禁止しました。

牛のレバーを生で食べると、腸管出血性大腸菌(O157)

による重い食中毒を起こすリスクが大きいとされているからです。

この先研究が進み、レバーを生で食べられる安全な方法が開発されればですが、
そうでなければ、日本ではレバーの生食解禁はしばらくないといえるでしょう。

なのですが…

お隣韓国では「レバ刺し」が提供されている模様…

日本でダメなら韓国で?

韓国の『レバ刺し』事情を紹介します。


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韓国ではレバ刺しがミシュランや市場に…なぜ大丈夫なの?

韓国で『レバ刺し』が食べられるのは、ずばり国民性であり文化の違いです。

日本の衛生管理基準は世界的に見ても、非常に高い事で有名です。

ですから、食中毒が出ると、話題になるし、注目されますし、
ましてや集団で食中毒が出た!となれば、飲食店は即営業停止となり、
保健所などの、厳しい衛生指導を受けます

韓国では、言い方は良くないのですが…

食中毒は日常茶飯事。

おなかを壊す、下痢をするなど、日本ほど重視していないのかもしれません。

おなかを壊す=食あたり・食べ過ぎという考え方をする人が多ければ、
医療機関へもかかることなく自然治癒に任せる人が多いはず。

『レバ刺し』が原因となっていても、あまり重視しないと思うのです。

食中毒の原因となる食べ物の追究そのものが、ないのかもしれませんね。

なので、もちろん、韓国内で『レバ刺し』として提供されるレバーに対しての
基準はあれど、日本ほど厳しくないのでしょう。

私は、そのあたり神経質ではないので、

韓国旅行に行って『レバ刺し』食べる?となったら

自己責任で『レバ刺し』食べるかもしれません。

もちろん、提供されるお店の評判や衛生状態は
自分基準で見て食べてもよさそうと思えればですがね…

日本人の衛生基準で海外旅行をしたら…

韓国の『レバ刺し』以外にも食べたらまずものって意外と多いのではないでしょうか。

牛レバ刺し以外なら大丈夫?

重篤な症状に陥るとされている食中毒のリスクが大きいため、

日本での『牛レバ刺し』の飲食・提供は禁止されています。

それでは、豚や鶏、最近、注目されてきたジビエの鹿肉の生食は

禁止されているのでしょうか。

2018年に鹿肉を生で食していた献血提供者からの輸血を受けた人が

E型肝炎で死亡するという事故がありました。

提供者が鹿肉を通してE型肝炎に感染していたことに気づかず献血。

善意の献血から死者が出てしまうという悲しい出来事でした。

このように野生の肉にもリスクはあるようです。

また、鶏肉や鶏レバーの生食にはカンピロバクターの危険性があります。

リスクを回避するためにも加熱してから食した方が様さそうですね。

結局 レバ刺しや生肉はダメなの?となりそうですが…

食べられるレバ刺しがあるんです!!

馬レバ刺しは生食可能!!

みなさんが普段口にする生肉の代表と言ったら…

              『馬刺し』

熊本・甲州・青森などが三大馬肉の名産地と言われています。

特に熊本は馬肉の消費がNO1です。

桜肉とも呼ばれる馬肉ですが、

牛や鹿は反芻動物なので、O157を保菌してしまうのですが、

馬は反芻動物ではないうえに牛や鹿より体温が高いので

O157が生息できないつまり保菌していない。

O157の危険性がないわけです。

しかしながら、

馬の肉にもデメリットがあります。

馬肉には人に感染しやすいトキソプラズマという寄生虫

潜んでいる場合があるのです。

感染した場合は、風邪のような症状がでるようですが、

妊婦や高齢者、小さな子供など免疫力や抵抗力の弱い人が感染すると

稀に大事になる可能性があるので念頭に置いておきましょう。

※トキソプラズマは熱や低温に弱いため、

きちんとした処理がなされている専門店より購入することを

おすすめいたします。

最後に韓国で食べるなら…

日本の衛生管理基準はとにかく高い事で有名です。

悪い言い方をすれば、添加物などの規制も世界に比べたら高い?緩い?です

世界的に使われなくなっているとされている添加物も結構日本では使われていたりします。

いい悪いはともかくとして、食の安全性に特に重きを置いているからという

日本独自の食の安全基準があるためです。

韓国で『レバ刺し』が食べられて、日本では食べられないのは

あくまでも韓国と日本の食の安全基準の違いということです。

レバ刺しが食べられるから韓国の食の安全性が低いというわけではないのです。

旅行で韓国の地を訪れたなら韓国の食の安全基準に従えばいい話。

ちょっと無責任な言い方をすれば日本にいても

食中毒になるときはなるのですから、それは韓国でも同じこと。

韓国だからではないと思うのです。

牛のレバ刺しが韓国で食べられて、それをどうしても食べたいと思い

食べに行くのは個人の自由です。

 

でも…馬レバ刺し…馬肉ユッケはよく聞きますが、👆『馬レバ刺し』

馬レバ刺しは、私初めて知りました

レバ刺しは禁止になる前に1度だけ食べたことがありますが、

甘くて焼いたものよりおいしいというのが感想でした。

馬レバ刺しはどうなんでしょうか…

そして、最近では、👆『牛レバ―生ハム』という商品を

牛レバ刺しの代用品として家庭で楽しむ人もいるようですよ。

なんか食いしん坊の好奇心をそそります。


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