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師走ですね!!

12月というと、日本では「クリスマス」「大晦日」→年越し正月と

1年の総まとめかと言いたくなるくらい一気にイベントが押し寄せますよね。

なので、企業なども12月28日あたりから1月3が日がお休みになることが多いですよね。

お隣韓国ではどうなのでしょうか…

ちょっと気になりませんか?

韓国と日本の正月の違いについて今回は紹介したいと思います!!


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韓国の正月はいつ?どんな風に過ごす?

韓国もお正月(元旦)は日本と同じ1月1日です。

日本では大晦日から正月3が日で盛りあがりますが、

韓国で正月として盛り上がるのは旧正月です。

2024年は2月9日から2月12日がソルラルと呼ばれ

旧正月にあたり、国民の祝日となります。

韓国では親族が集まるのが、この旧正月ソルラルです。

ソルラルの朝は新調した洋服(ソルビム)を着て

新しい年はいいことだけが訪れるように

祭壇を作りトックなど20種類ほどの食べ物をお供えし

祖先に挨拶をします。

お墓詣りもしたりするようですので、

さながら日本の「お盆」に似ていますよね。

その後に親族にあいさつ回りをしたり、

小学生くらいの子供だと新調したチマチョゴリを着て

親族に挨拶をしてお年玉をもらうようです。

いまでこそ、日本でお正月に着物を着る文化は影を潜めてしまいましたが、

セピア色に染まった昭和の写真の中には

お正月には家族そろって着物をを着て初詣に行く光景が残されています。

韓国と日本のお正月共通点はあるの?

 

韓国ではソルラルに洋服を新調しますが、

日本でも、かつてはお正月用に洋服を新調するという家庭が昭和の時代にはありました。

(わが家がそうでしたよ!!父親がボーナスをもらってくる12月にお正月に新調する服をよく買いました)

また、韓国では正月にチマチョゴリ・日本では着物を着るといった文化も共通しているといえます。

また、子供達がお年玉をもらうことも。

そして韓国は先祖を祭り先祖崇拝をしますが、

日本は神社仏閣を参詣するところなどは共通しているところといえそうですね。

 

そいえば!!

先日ネットフリックスで見た「この恋は不可抗力」

ロウンとチョン・ボアンが初日の出を見た後、「餅汁」を作って食べるシーンがありました。

日本でいうお雑煮みたい!!と思ったのですが…

初日の出を拝むところも「自然崇拝」で日本と共通するところではないでしょうか。

結構、共通点が多くて驚きます。

韓国でもお正月にお飾りがあるの?

日本のお正月というと…

鏡餅、門松、しめ縄など、1年の初めに福を願い飾る縁起物がありますが、

韓国にはどうなのでしょう。

韓国ではお正月に『ポクチョリ』という笊をかたどった縁起物を飾ります。

福笊籬と書いて『ポクチョリ』と読むそうです。

笊籬(チョリ)とは韓国でお米などを研ぐときにつかわれます。

チョリで米を研ぐとゴミなどの不要なものは取れ、

貴重なお米が残ります。

『福』(ポク)の入った笊籬(チョリ)を台所などに飾り

福が沢山とどまるようにと縁起を担ぎます。

日本で生活している韓国人の皆さんは新大久保や鶴橋のコリヤタウン

で購入して飾っているようです。

現在では、通販でも購入できるようですよ。

とてもかわいくてお洒落なポクチョリ。

今年のお正月には台所に福を願って飾ってみるのもいいかもしれませんね。

最後に幸多かれは万国共通の願い!

日本でも、高齢化社会、結婚率の低下、それに伴う少子化は深刻な問題となっていますが、
韓国でも、まったく同じ問題が深刻化しています。

最近の韓国での物価高は日本以上に深刻だといわれています。

近くて遠い国と言われたのは今は昔。

20年前の韓流ブームより韓国はすっかり近しい国となりました。

日本との間にはまだまだ図りしれない感情問題などがありますが、
似たような文化や風潮も多い国といえます。

日本が大好きだという韓国の若者も増えています。
韓国が大好きだという日本の若者も・・・・

お互い来年も明るい1年になることを願ってやみません。


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