目次


Sponsored Link

コロナ禍が落ち着き

すっかり日常が戻ってきた感がありますね。

今まで我慢していた韓国旅行も満喫した~い!!

楽しみたいと思っている方も多いのではないでしょうか…

12月に入り師走ではありますが、ソウルのイルミネーションなんて

本当に最高ですからね!!

ところがです!!

楽しいはずの韓国旅行に水をさしたのが、

  「トコジラミ」の大流行のニュースです。

日本でも戦後シラミが蔓延しましたが、殺虫剤等の普及で最近はすっかり成りをひそめていました。

ところが、11月にはいり、人々を震撼させたのが韓国・フランスにおける「トコジラミ」大発生!!

一度発生してしまうと、人や物を通して蔓延するため、

予防や駆除に大変な労力がかかってしまいます。


Sponsored Link

トコジラミに刺されると…どうなるの?

トコジラミはカメムシ科の虫で、成虫が5~8mm

夜行性で人が寝ている間に体の露出部(手・足・首・顔)などに

取り付いて吸血します。

はじめて刺された時には無症状の事が多いようですが、

何度か刺されている内に抗体ができるために

アレルギー反応で激しいかゆみを伴う様になり、

かゆみにより不眠になってしまったり、

搔きむしった皮膚の傷口が細菌により化膿するなど、

生活に大きな支障が出る事が懸念されています。

韓国がトコジラミで旅行キャンセル続出って?!

 

韓国で「トコジラミ」大量発生のニュースが拡散したのは11月。

 

交通機関や宿泊施設などで発生しているとSNSなどで「トコジラミ」情報が拡散!!

韓国旅行を躊躇したりキャンセルする動きが広がりました。

 

不特定多数の人々が利用する、交通機関や宿泊施設における「トコジラミ」の発生は、

韓国旅行をしようとする多くの人々を不安に陥れました。

自分が韓国を訪れた事ではからずも「トコジラミ」を持ち帰るようなことになっては

大変だと思う人が多かったからです。

韓国政府もそういった国内外の動きに敏感に反応

2023年11月13日から4週間の『トコジラミ集中防疫期間』を

実施し、宿泊施設・サウナ・社会福祉施設・学生寮などを集中的に点検、防疫を

行いました。

国を挙げて「トコジラミ予防対策」継続中!

宿泊施設や、地下鉄をはじめとして交通機関で「トコジラミ」が発生してるなんて

利用して「トコジラミ」の運び屋になってしまったらまずいじゃん!!

利用している人から「トコジラミ」知らないうちにもらったらいやじゃん!!

・・・とそんな風に不安を煽られますが‥‥

韓国の害虫専門家によると

「トコジラミ」は夜行性のため、照明が明るい場所は基本好まないのだとか…

なので、昼間明るい地下鉄などの公共交通機関内で「トコジラミ」が

大量発生、増殖する事は考えにくいのだそうです。

むしろ、海外から持ち込まれる可能性が大きいことから空港・空港鉄道は

通常の清掃業務に加え、定期的に「トコジラミ予防」のための高温スチーム&

乾燥の2段階による予防対策も行っているようです。

現在は、「トコジラミ出没マップ」や「トコジラミボード」なるものが

ネット上でも続々UPされており、

観光客が集中するソウル市内では3000を超える施設で「トコジラミ」を含めた

全体点検と防疫を実施した模様です。

実施されたソウル市内の「トコジラミ対策」は以下の通りです!!

★地下鉄の布製の椅子には高温スチーム掃除機を使用して消毒

地下鉄1~8号線の布製の椅子を段階的に変更
外国人が多い空港やシティーツアーバスの防疫を強化

「トコジラミ安心マーク」がある施設を利用しよう!!

更にはソウル市内の飲食店、宿泊施設では国が定めた5つの要項を満たしている店舗では

「トコジラミ予防実施ステッカー」なる物が登場!!

ソウル市トコジラミ予防・管理5大実践事項

1毎日トコジラミの侵入の兆候を確認(脱皮の痕跡、排泄物などの確認)
2毎日トコジラミの生息を確認(脱皮した殻の処理、壁紙などの修理)
3毎日掃除をすること(真空掃除機、高温スチーム機の活用)
4もう一度消毒をすること(業種別、消毒義務回数+追加1回以上)
5トコジラミ予防・管理・教育を受けること

このステッカーは上記の5つの要綱を満たし『トコジラミの予防のため、毎日点検・掃除・教育を実践している』

事を証明している青と緑色のステッカー。

まぁ~どの程度まで?と内容に疑いを待ち始めたらきりがないのですが‥‥

一応『信頼と安心』を謳っています。

最期に・トコジラミ対策をして出かけよう!

トコジラミを警戒して訪韓をやめるのも、決行するのも
それぞれ個人の判断のみ。

韓国でも、一応国を挙げての防疫対策は行われています。

トコジラミの予防対策のステッカーのあるお店や宿泊施設を利用する。

また、トコジラミは明るいところでは活動しないので、
夜は明るいままの部屋でアイマスクをして休むなどの工夫をするなど
さまざまな自己防衛策は必要になってくると思います。

今までは重視していなかった帰国後の、荷物のチェックは必須になってくるかもしれませんね。

トコジラミは目視できるようなので万が一帰国した際の
トランクの荷物にその姿を見つけたら、保健所に連絡をするなりして
早めに手を打ちましょう。

とにかくトコジラミを蔓延させない事が大事。

抗体ができるまでは、刺されても無症状であることが知られているトコジラミ。

旅行先でのチェックと帰国した際の身の回りチェックを各自でおこうなう事で
急激な蔓延は防げるのではないでしょうか…

コロナの流行の鎮静化から外国からの観光客はどの国も増えています。

トコジラミの流行はこうした人と人の出入りにより生じる
デメリットの1つといえるでしょう。

デマや、過大な被害状況を鵜吞みにしてむやみに恐れる必要は無いと思われますが、
各自が正しい情報の元でしっかりとして予防対策を心がける事は非常に大事な事とだと思います。

しっかり防疫対策をして韓国旅行楽、楽しんでくださいませ。


Sponsored Link