30歳という若さで突然逝ってしまった三浦春馬。
世間に衝撃と大きな悲しみが走りました。
彼の身に何があったのか・・・
何よりも、このような幕引きはよくないことを誰よりも彼が知っているはずでした。
なのに…
自殺・・・
正常な精神状態ではだれもが選択はしません。
事故や急病でこの世を去る人々はたくさんいます。
人はそれを運命だ、宿命だといいます。
自殺を肯定するわけではありませんが、今回彼の死を通して、私が痛感したことは、自殺も「病死」と同じ。
精神が生きることを激しく拒絶した結果が自殺です。
それは、現代人ならば、誰もがなりうる病の1つです。
精神の病は、積み重ねだといわれています。
業界でも、シャイで、気遣いのできる人だったと連日紹介されていました。
いい人過ぎて心が疲れてしまったのかもしれません。
そんな三浦春馬の代表作といえば、はじめて父親役を演じた「2weeks」
彼を偲びつつ、彼とともに作品を作り上げたキャストにスポットを当ててみました。
2weeks三浦春馬以外のキャストは誰?
白血病の娘に自分の骨髄移植をするために、彼に殺人の濡れ衣を着せたまま彼を抹殺しようとする組織から
逃げながらも自らの潔白も証明していくというスリリングな展開のドラマでした。
三浦春馬が収録の最後の日までかわいがっていたのが、娘のはな役を演じた稲垣来泉でした。
現場の待ち時間に仲睦まじく過ごす三浦春馬と稲垣来泉の姿は実にほのぼのしたものだったようです。
インスタでも二人の仲睦まじい姿に癒される人は多かったようです。
その後、ドラマや映画に主人公達の幼少期役などで登場。
2020年8月に公開予定の映画「糸」にも出演しています。
現在9歳。
4歳の頃からモデルや子役などで活躍している将来を有望視されています。
そして、シングルになりながらも、大地を愛していたがゆえにはなを生んで一人で気丈にはなを育ててきた大地の元恋人の、青柳すみれ役を演じた比嘉愛未。
青柳すみれを心から愛しながらも、彼女の中に感じる大地への思いに嫉妬する自分に苦悩しながら、はなを救いたい一心で大地を追う警察組織の中で彼を逃がす刑事の有馬役に三浦友和と山口百恵の次男としても有名な三浦貴大。
大地に殺人の罪を着せ、亡き者にしようと企む柴崎コーポレーション社長役に高島政伸。
雇われた殺し屋役に人気急上昇中の若手俳優の1人磯村隼人などが登場しています。
個性的で実力のある俳優陣がドラマを盛り上げました。
奇想天外なストーリー展開に毎回ハラハラドキドキさせられながらドラマを視聴した方は多かったのではないでしょうか。
個人的に1押しのシーンは何といっても磯村隼人がギリギリで柴崎コーポレーション社長を裏切って大地を助けるところでしょうか。
執拗に大地を追い詰め、殺そうと思えば殺せた磯村隼人演じる灰谷が、自分が殺されるかもしれないにも関わらず、大地の親心を選んだシーンは、このドラマの最大の見どころだったように思います。
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最後に主題歌は?
2weeksの主題歌を担当したのは三浦春馬。
「Fight for your heart」は三浦春馬の本格的な歌手デビュー作品です。
ミュージカルを経験しているだけあり、歌唱力も公開されたDVDでのダンスパフォーマンスも完璧なものを披露し話題になりました。
遺作となってしまった「Night Diver」
本当に素敵な作品を残していきました。
私事ですが、最近「僕がいた時間」をみる機会がありました。
筋ジストロフィーにかかる青年役を好演していました。
ここで生きる価値をとつとつと語るシーンがありました。
彼は、すべてわかっていて自ら命を絶っているんだと痛感しました。
それは、事故や急病でなくなる感覚と似ていると思いました。
生きることへ責任をもっていた彼です。
急逝したのは、自殺という名の病。
沢山素晴らしい作品を残しています。
作品の中で彼は永遠に生き続けていくのでしょう。
これからも。