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シンイ-信義-(韓ドラ)の日本語吹き替え声優さんは?評価・感想も!1

シンイ(信義)は2012年に韓国で放映された時代劇ドラマです。

タイムスリップした医師によるストーリー展開が、
日本のドラマ『JIN-仁』と酷似していたことから、日本と原作契約を
していた『Dr.JIN』の制作サイトが盗作疑惑を提起したため
放送前から話題になりました。

シンイの制作サイトは指摘された部分の台本を書き換え、
イ・ミンホ演じる高麗王の近衛隊隊長ヨンと、
2012年のソウルから連れてこられたキム・ヒソン演じる
美容整形外科医ウンスの時空を超えたファンタジーラブロマンスに
ストーリーを転向したことから、タイトルを変更し、
ドラマが放送され、人気をはくしました。


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シンイー信義の日本語吹き替え声優さんは?

日頃から、韓流ドラマは、吹き替えでは見ない主義。

吹き替える事で、俳優の雰囲気が損なわれてしまう気がして
意味は分からずとも、そのままで鑑賞するのですが、

今回はあえて吹き替え版を見てみました。

それは、イ・ミンホ演じるヨンの声を担当したのが
高橋広樹さんだったからです。

『冬のソナタ』のペ・ヨンジュンの声は荻原聖人で
チェ・ジゥは田中美里とはまり役がありますが、

高橋広樹さんは、イ・ミンホ出演作品の
多くで彼の声を担当しています。
シンイ-信義-(韓ドラ)の日本語吹き替え声優さんは?評価・感想も!3

風貌はイ・ミンホとは対照的ですが、
声は、とてもマッチしていて、吹き替え版も
違和感なく楽しむことができました。
但し、イ・ミンホとキム・ヒソンに限りですが…(;^_^A

私のように声と俳優のイメージが
吹き替え版では崩れてしまうと感じる
韓流ドラマ好きの方にもおすすめです。

シンイ-信義-(韓ドラ)の日本語吹き替え声優さんは?評価・感想も!7

ヒロインのキム・ヒソン演じる
ウンスの声を担当しているのが、これまた
『悲しき恋歌』など彼女の出演作品を多数担当している
宮島麻衣さんです。
シンイ-信義-(韓ドラ)の日本語吹き替え声優さんは?評価・感想も!10

他に山野井仁さんや、加瀬康之さん立花慎之介さんなど
豪華な声優陣が脇を固めています。

太刀回りやアクションが芸術的

韓流の時代劇の醍醐味は、なんといっても
そのスケールの大きさ。

CGなど特殊映像を駆使した
派手なアクション。

そして、舞踊を思わせるような
美しい太刀回りにあります。

信義も、現代のソウルからウンスがヨンにより
連れてこられる所から始まるストーリーは
時代劇でありながら、SF的な要素がふんだんに
盛り込まれています。

ストーリー展開も、ラブロマンスでありながら
王位を取り巻く陰謀、絡み合う人間模様など
複雑なストーリー展開が見る者を夢中にさせます。

信義(シンイ)の評価と感想は?

シンイ-信義-(韓ドラ)の日本語吹き替え声優さんは?評価・感想も!12

韓国を代表する人気若手俳優の1人イ・ミンホが
初めて挑戦した時代劇『信義(シンイ)』

評価と感想はどうだったのでしょう。

あちこち、ネットを徘徊してみました。

評価や、感想はひとそれぞれですが・・・・

この作品で、イ・ミンホが好きになったという
人が結構多いのには驚きました。
シンイ-信義-(韓ドラ)の日本語吹き替え声優さんは?評価・感想も!11

イ・ミンホの代表作と言えば、『花より男子』なのですが、
その時にはイマイチ感を持っていた人が、
『信義』でのヨンが寡黙でありながら、ウンスを包み込むような
眼差しにやられた!
という声が多数見受けられました。
(私は、結構『花より男子』のミンホ好きですが…)

シンイ-信義-(韓ドラ)の日本語吹き替え声優さんは?評価・感想も!13
イ・ミンホの眼差しの演技が光る作品と言えます。

最後に・・『信義(シンイ)』はキム・ジョハク監督の遺作

シンイ-信義-(韓ドラ)の日本語吹き替え声優さんは?評価・感想も!30

『信義(シンイ)』の監督は ペ・ヨンジュン主演で話題になった
『太王四神記』などをてがけたキム・ジョハク監督
シンイ-信義-(韓ドラ)の日本語吹き替え声優さんは?評価・感想も!36

どうりで、イ・フィリップオ・グォンロクキム・ミギョン
いった懐かしい顔ぶれがそろっています。

残念ながら、この作品の撮影でイ・フィリップは
目を負傷。最終回まで登場する予定だったようですが、
途中で非業の死を遂げるという形で番組を降板しています。

『太王四神記』のチョロ役で彗星のごとく現れ
クールな演技を得意とするイ・フィリップ。
宮廷の侍医チャン・ビイの途中降板を残念がるファンも
多かったようです。

彼は、現在ほとんど俳優業をしておらず
父親と同じ実業家の道へ転身しています。

『信義(シンイ)』以降新しい作品の情報が
見当たりませんが、俳優業を引退したという
情報もないので、また新たな作品で俳優としての
彼の姿を期待したいと思います。

それにしても…

数々の大作を生み出した大御所ともいえる
キム・ジョハク監督の死・・・

『信義(シンイ)』の演料未払などの問題が
大きな原因であったとされています。

『信義(シンイ)』はキム・ジョハク監督の遺作となって
しまったのです。

素晴らしい作品を残しながら、ドラマの制作会社の
闇の部分に巻き込まれてしまった監督。

出演者達は、一応に監督を訴えたのではなく
制作会社を訴えたはずが、結果的に
監督を追い詰める結果となってしまった事に
大きなショックを隠せませんでした。

一見、『信義(シンイ)』も『太王四神記』も
視聴者の私達から見ればヒット作品に感じます。

ところが、大作と呼ばれる時代劇の
製作費は億単位。
複雑な韓国メディアのシステムが
制作費の回収に追いつかないという
厳しい現実があるようです。

ドラマ大国であるがゆえの問題と言えるようです。

さまざまな問題を抱えながらも
『信義(シンイ)』を完成させたキム・ジョハク監督。

彼の熱意と作品へ込める情熱が『信義(シンイ)』には
溢れています。

2012年と7年程前の作品になりますが、
今も、レンタルショップなどでは
根強い人気のある作品です。

イ・ミンホファンの人もそうでない人も
一見の価値ある作品です。


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