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花より男子の日本・韓国の感想&見どころ!評価比較や違いについても1

『花より男子』は1992年~2004年神尾葉子さん原作の
『マーガレット』連載の少女漫画です。

1996年にアニメ放映されました。
道明寺司をはじめとする登場人物の声を当時
有名だった俳優が担当したことも大きな話題となりました。

原作を読んで面白い作品だと思っていたところに
花沢類の声が当時ファンだった山本耕史が担当ということで
毎週みていました。

俺様気質の道明寺司と花沢類の対照的なつくしへの想いに
胸キュンしながらみたものです。

実写になったらだれがこのF4を演じ、牧野つくしを
演じるのか、とても気になっていました。

花より男子の日本・韓国の感想&見どころ!評価比較や違いについても9

正直 声優陣がそのままF4になってもいいのでは?
と思うくらいの声優陣の顔ぶれでしたが、
2005年にテレビドラマ『花より男子』
道明寺司を嵐の松本潤、牧野つくしを井上真央
花沢類を小栗旬、西門聡次郎を松田翔、美作あきらを阿部力
という
豪華なメンバーで放送が開始されました。

花より男子の日本・韓国の感想&見どころ!評価比較や違いについても10

2007年『花より男子(リターンズ)』
多くの視聴者の続編を望む声に応える形で放映され、
完結編ともいえる『花より男子F(ファイナル)』花より男子の日本・韓国の感想&見どころ!評価比較や違いについても8
2008年に劇場公開され、大ヒットしました。

そして、10数年の時を経た今も作品の人気は衰えず
レンタルショップのCDコーナーは
カラのケースが並んでいることが多く、

レンタルして作品を見返そうとする人が多い
名作と言えます。


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花より男子の日本・韓国の感想&見どころは?

日本で、大ヒットした『花より男子』は
内容もほぼそのままに韓国で2009年に
『コッポダナムジャ』(花よりだんごボーイズオーバーフラワーズ)
というタイトルでリメイクされました。

花より男子の日本・韓国の感想&見どころ!評価比較や違いについても22

日本版道明寺司役をイ・ミンホ、花沢類役をキム・ヒョンジュン
西門聡次郎役をキム・ボム、美作あきら役をキム・ジュン
牧野つくし役をク・ヘソ
が演じました。

物語は、両者とも、お金持ちの道明寺司を中心とする
F4の面々が自分達の権力に物をいわせ、基準に
合わない生徒をさ、さまざまな方法で排除することから
始まります。

排除の仕方があまりにも、酷く、理不尽なため
正義感の強いつくしは、排除にあっている生徒に肩入れし
挙句の果て 道明寺に恥をかかせてしまいます。

プライドの高い道明寺は、学園の生徒達を使い
つくしを学園から排除しようとあの手この手で
彼女に執拗に嫌がらせをします。

そんな中、花沢類のさりげない救いの手を支えに
つくしは、道明寺に果敢に立ち向かっていきます。

拝金主義者でお金があればなんでも
自分の思い通りになる世界で生まれ育てられた
道明寺司。

贅沢な生活を当たり前のように
育ちますが、温かい家族には恵まれずいつも
孤独な中で寂しい思いを抱えていた彼に対し、
決して裕福ではなくても、温かい家庭に育った
つくし。花より男子の日本・韓国の感想&見どころ!評価比較や違いについても7

やがて、道明寺は、つくしのそんな温かさや
思いやりに次第に惹かれていきます。

そしてまた、つくしも道明寺のゆがんだ性格が
温かな家庭を求めつつも、それがかなわずに
生きてきた道明寺の心の闇であることに気づき
彼の寂しさに寄り添ううちに彼に惹かれていきます。

ぶつかり合いながらも、次第に惹かれ合っていく
2人の恋の行方に見どころ感が満載です。

評価比較と違いは?

韓国版はお国柄の多少の違いはあれど、
日本版に極力忠実にリメイクされているといえます。

作品を通じて感じた大きな違いは、日本の放送では
問題にならなかった暴力描写が韓国では問題視されたことではないでしょうか。

韓国ではF4がからんで起こすいじめにともなう暴力描写が
問題になり、韓国放送審議委員会が放送審議規定を犯したと
警告をするなど、物議をかもしました。

花より男子の日本・韓国の感想&見どころ!評価比較や違いについても23

確かにF4と対立した牧野つくし(クム・ジャンディ)が
取り巻きの生徒達から受けるいじめは
粉をかけられたり、卵を投げつけられたりと
かなり壮絶です。

しかしながら、日本でその描写が問題視される事はありませんでした。

日本で大ヒットした作品のリメイクということもあり、
韓国版では、その内容はもちろんですが、
配役にもかなりこだわり、有名無名関係なく F4とヒロインつくし役は
すべてオーディションをかけて決定したとのこと。
花より男子の日本・韓国の感想&見どころ!評価比較や違いについても27

道明寺司➡松本潤=イ・ミンホ 花沢類➡小栗旬=キム・ヒョンジュン
西門聡次郎➡松田翔太=キム・ボム 美作あきら➡阿部力=キム・ジュン
牧野つくし➡井上真央=ク・ヘソと日本の俳優のイメージを崩さない雰囲気を
持った俳優陣をキャスティングした様子がうかがえます。

日本でも、吹き替え版でさまざまな放送局で放映されました。

視聴率に関しては本家本元にはとうてい及びませんでしたが、
韓国版に付随したさまざまなイベントは大きな盛り上がりをみせたようです。

その後、中国版の作品として『一起来看流星雨』という
タイトルで制作されましたが、こちらの作品は『花より男子』の
権利者より、ドラマ権利を取得することをせず、あくまでもオリジナルを
主張していることから、日本では放送がされていないようです。

最後に『花より男子』が万民受けしたのは?

道明寺司のような富裕層、日本もほんのわずか。
作品見た時道明寺に同調できる人は少ないのではないでしょうか。

つくし視点で作品をみると・・・庶民的な視点で道明寺の言動に時には
驚嘆し、お金持ちがゆえの道明寺の型破りな非常識ぶりに時には嘲笑し・・・
時にはつくしと憤慨してみたり・・・・と

つくしの気持ちに寄り添いながら、道明寺とF4に傾倒していく
ことができることが沢山の人々の心をつかんだのではないでしょうか。

道明寺という破格のお金持ちが普通の女の子である
つくしと結ばれるというハッピーエンドは、
お金持ちと庶民の壁を越えた快挙を感じたのではないでしょうか。

誰もが心のどこかに持っている『玉の輿』願望・・・

シンデレラストーリー・・・

何度見ても、色あせない面白さがある『花より男子』
日本版と韓国版。

今更!と言わず是非 見比べていただきたい逸品です!!


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