チソンが演じるヨハンは先天性無痛無汗症という病を持つドクター。
痛みや体温がわからず、汗もかかないことから、日常生活で怪我を負っても、発熱しても自覚ができず、
体の不調の発見が遅れ、重症化するリスクが非常に高いと言われています。
ヨハンはそんな先天的な病を隠しながら 患者の痛みに対応する疼痛専門科のドクター。
誤解や誹謗を受けながらもひたむきに、医療に取り組む姿に感動します。
キャストが豪華!?
どんな誹謗中傷にもめげずに患者の痛みを理解し苦痛を和らげるために遁走するヨハンの
暖かくも凛とした眼差しは見るものを魅了します。
幼い頃の面影を残しつつも、すっかり大人の女優に見事な転身を遂げています。チソンとは15歳の年の差がありますが、そんなことを感じさせない程に見事にヨハンに一途な
セヨンの姿を演じきっています。
ユン・チャニョンが登場しています。
彼は現在、人気のある子役の1人として注目されており、今後の活躍が期待されている新星です。
そして、尊厳死に反対しながらも自らがガンを患い、
ガンの痛みと戦う中で敵視してきたヨハンのやがては理解者となっていく検事ソッキ役にイ・ギュヒョン。
同じく自分の娘を殺した犯罪者を尊厳死させたとヨハンを敵視し、彼を窮地に追い込みながらも最終的にはヨハンの医師としての
行動に理解を示すようになるホスピス専門の看護師ウンジョン役にシン・ドンミと実にキャステイングも豪華です。
他に、ヨハンとセヨンを取り巻く出演陣は個性的で魅力ある豪華なメンツが勢ぞろいしています。
先天性無痛無汗症への理解を!!
先天性無痛無汗症はドラマ上だけの架空の病気かと思いきや、日本でも患者数は200名~300名程と少ないものの
日常生活でさまざまな不調にに苛まれながら闘病されながら生活されている方もいるようです。
遺伝子疾患の1つで50歳を超える事は極めて少ないとのこと。
ドラマでも、病気を誤解され暴行を受けそれが原因で若くして命を落とす少年が描かれていました。
無痛という言葉から日本国内のドラマ作品でも凶悪犯の犯人などに使われてしまう事もあるようです。
痛みを感じないため、人の痛みが共有できないという点でそういったセッテイングされてしまうようですが、
無痛であるからこそ感じる苦痛や苦しみと毎日戦いながら生活している患者が実際いるわけです。
そういった方がこのような作品を見たらどう思うでしょう…
はじめてその作品を見たこの病を知らない人はどう、この病を理解するのでしょうか…
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最後に!ドラマの配信先と感想
「医師ヨハン」は、指定難病であまり知られていないこの病気で苦しむ人々には温かなエールを
そして、指定難病であるがゆえに世間から受けている多くの誤解に対しては正しい理解を求める素晴らしいドラマだと思います。
現在FOD、NETFLIX、Huluなど幅広く配信されています。
「死に向かってどう生きるかが大事」というヨハンの言葉がとても重く響きました。
名作です。