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どこのおうちにもいくつかある、缶詰。
保存がきくし、ちょっとした時に役に立ってくれる強い
味方ですね。
でも、何気なくやっている缶詰の保存方法。中には冷蔵庫や
冷凍庫で保存してトラブルになった経験がある人も!
缶詰の保存方法、どうすれば風味を損ねず保存できるのでしょうか?
未開封の缶詰の保存方法は?
未開封の缶詰は、直射日光、高温多湿の場所を避けて、温度
変化の少ない場所で保存しましょう。
常温の保存で問題ありませんが、出来れば、25度以下を
保てる場所が望ましいです。
温度が高いところに置くと、ガスが発生したり、中身が
分離してしまい、缶が膨らんでしまう場合があります。
また、湿気が多い場所や気温の差が激しい場所に長く置くと、
ふたのふちや継ぎ目が錆びて穴があいて液漏れしたり、細菌
の侵入を招く場合もあるので、避けるようにしましょう。
このように、未開封の缶詰は、日があたらない涼しい場所、
冷暗所に保存するのがよいでしょう。
開封後の缶詰の保存方法は?
開封後の缶詰は、別の容器に入れて冷蔵庫で保存し、
2~3日以内には使い切るようにしましょう。
缶詰には、内側がコーティングされているものといない
ものの2種類があります。
果実や野菜缶詰は内面塗装をせず、金属スズを露出させたブリキ缶
を使用しています。
果物などに含まれている酸素をスズが吸収し、中身の品質が
変化することを防ぐためです。
微量のスズは人体には蓄積せずに排泄されるので、安全
とされています。ただし、開封後はスズが外の空気に触れる
ことでさらに溶けだす可能性があるので、必ずプラスチックや
ガラス、陶器などの容器に移し替えて保存する必要があります。
魚や肉、調理品などの缶詰の内面は、中身の食品と缶詰の
金属が接触しないよう主にポリエステルフィルムをコーティング
したものが使われています。
こちらも、果物や野菜同様、別容器に移し替えて保存するように
しましょう。
開封前に冷蔵庫の中はNGなの?
缶詰を開封する前に、冷蔵庫に保存する人がいますが、
0度以下のところに缶詰を置くと、中身が凍ってしまい、
缶が膨らんでしまったり、破裂する場合
があって危険です。決してしないようにしましょう。
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