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たび重なる大規模災害により、家庭で災害に備える意識が高まって

来ました。特に3.11から保存食を備蓄する人も増えて来ましたが、

せっかくの保存食も気が付いたら賞味期限切れになっていた、

という人も多いと思います。

保存食を賞味期限切れ前に気づく方法は?

 

では、賞味期限切れを防ぐにはどうすればいいのでしょうか?

本体に賞味期限を書いてわかりやすく!



まず思いつくのは、保存食のパッケージに賞味期限をマジックまたは

シールなどで大きくわかりやすく書いておくこと、です。

賞味期限は小さくてわかりにくい部分に印刷されていることも多いので、

保管場所を見たときに目に付くように書いた日付が分かりやすいように

保管します。

見えるような収納を心がける!



普段使わないから、目の届かない場所にしまい込んでしまいがちですが、

限られた場所に置くとしても、透明なプラスチック引き出しなど、少し

でも中身が見えるような工夫をすると良いでしょう。

保存食メモ、リストを目に付く場所に!



商品名・賞味期限を、毎日使う冷蔵庫や食器棚、カレンダーなど

目に付く場所に貼ります。毎日視界に入ることで、意識を向けることが

出来ます。


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携帯電話のアプリ、スケジュール機能を使う!



毎日使う身近な携帯電話の機能を使うという方法もあります。

スケジュール帳に登録しておくとアラーム機能などもあり、

気付くことが出来ます。

また賞味期限管理のアプリもあり、品名や日付を入力するものから、

写真で登録しておくものもあるので使いやすいものを選ぶと良いでしょう。

ローリングストック法とは?



いざ保存食の出番になった時に、実は困った問題も生じます。

・普段使ったことがないので、調理・開封の仕方などがよくわからない

・味が思っているものと違い、子供が食べられない、などです。

食べ慣れない非常食だけで長期間の被災生活を送るのは厳しい

ものがあります。


被災のストレスに加え、食事でもストレスを感じてしまうのでは、

避難生活はさらに過酷なものになってしまうでしょう。

そこで最近注目されているのが、ローリングストック法です。


ローリングストック法とは、回しながら(ローリング)蓄える

(ストック)こと、つまり“日常食べながら減った分を蓄える

という意味です。

普段食べ慣れているレトルト食品や缶詰などを多めに買っておき

→賞味期限が近いものから消費する

→使った分を補充する、

繰り返すのです。

この方法だと、入れ替えがあるので、賞味期限を意識しやすい、

いざという時に食べ慣れたものを食べられるなどのメリットがあります。

賞味期限切れの保存食はいつまで食べられる?



保存食 賞味期限


実際に保存食の賞味期限はどれぐらいなのでしょうか?

代表的なものだと、

・乾パン:賞味期限1~5年

・缶詰:賞味期限3年

・レトルト食品:賞味期限1~6年

・お米(アルファ化米):賞味期限3~5年

となっており、”消費期限”表示される、いたみやすい食品とちがい、

保存食は賞味期限ですので、それ以上に食べられる期間は長い

考えられます。


保存食 缶詰


なかでも缶詰は、缶それ自体の品質保持期限が

3年間なので、賞味期限が3年間と設定されていますが、

真空調理してありますので、外からの損傷がない限り、

理論的には半永久的に持つといわれています。

食べれるのは食べて良い?



では、実際賞味期限が切れた保存食はどれぐらいの期間食べられる

のでしょうか?


消費者庁のQ&Aによると、

賞味期限切れの保存食をどうしたらいいかの質問に対し、


「賞味期限」を過ぎた場合であっても、食品の品質が十分保持

されていることがありますので、すぐに捨てるのではなく、

その見た目や臭い等により、五感で個別に食べられるかどうかを

判断してください。調理法を工夫することなどにより、食品の

無駄な廃棄を減らしていくことも重要です。”

と回答しています。

食べられるか否かは、消費者自身が五感で判断すべきであり、

いわば自己責任ということでした。 臭いや味覚、変色など

見た目などに変化がなければ食べても問題ないようです。


まとめ

 

保存食の期限切れに気づく方法、いかがでしたか?

いつどこで災害に見舞われるか予測できない現在、備えることが

大事なことはわかっていても、実際にそういう状況にならないと

実感できないかもしれませんが、日頃から自分や家族に合った

被災状況を想定し、備えておきたいですね。


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