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チェ・ダニエルの代表作と言えば『童顔美女』と『ビッグマン』
『童顔美女』タイトル通りの童顔を誇るチャン・ナラとコンビを切んだ作品です。
チャンナラ演じるヒロインに先輩面をして、何かと世話を焼くうちに
彼女に惹かれていく豚足店の御曹司?役を好演していました。
演じていましたが、これが、猛烈に狂気的な御曹司で・・・
『こいつ、完全にイカレている』と思わずツッコミを入れたくなるような
激しくクレイジーな役でした。
狂気的御曹司役。きちがいぶりが半端なくて見ごたえがありました。
豚足店の御曹司と大手企業のクレイジーな御曹司。
対照的なこの2作品を見ていただくと、チェ・ダニエルの実力の凄さが伺えます。
ジャグラス 氷のボスに恋の魔法を!
2015年に入隊し、2017年に除隊したチェ・ダニエルが復帰作に選んだのが
『ジャグラス氷のボスに恋の魔法を!』
この作品、、チェ・ダニエルのツンデレなボスぶりが凄くいい!!
ストーリーは、いたってベタ!!ベタなストーリーなんですが・・・(;^_^A
そのベタなストーリーのあらすじを紹介します。
あらすじ
デート中でも、上司からの指令に応えるため、遂には彼氏にもふられる始末。
そんなある日、浮気がばれそうになったユニの上司はユニを自らの浮気相手にし、
ユニが仕事を武器に上司に色目を使う秘書だとのレッテルをはり、
彼女を秘書から外してしまいます。
身に覚えのない上司との不倫話に深く傷つき
自宅待機を命ぜられるユニですが、チェ・ダニエル演じるチウォンの登場により、
会社での自分の立場が危うくなることを恐れた
イン・ギョンジン演じる
大手企業YBのチョ専務の企みでチゥオンの秘書に抜擢されます。
チョ専務のスパイとしてチゥオンの秘書になる事に抵抗を感じながらも、
とりあえず仕事に就くことを優先したユニはチゥオンの秘書として働こうとしますが、
チゥオンは秘書は不要!とユニに他の部署に異動するように促します。
そしてユニが秘書を諦めるよう彼女に対し冷たい態度を取りまくります。
そんなある日、ユニは副社長のテグンとチゥオンと
3人で呑んだ挙句、酔いつぶれてバス停のベンチで寝てしまいます。
そんなユニを自宅まで送る羽目になったチゥオンは、
ユニの家が貸し出されていることを知り、彼女の家へ引っ越してきます。
思いがけず、大家になったユニは、
大家である特権も生かし、あの手この手で、
固く閉ざされたチゥオンの心を開いて秘書として認めてもらおうと奮闘します。
そんなユニの姿に次第に惹かれていくチゥオンですが・・・
さてさて二人の恋の行方はいかに??
ジャグラスキャストは?ユ・ジテも出演?!
個性的な出演陣を紹介します!!
クールでありながら、心に傷を持つナム・チゥオン常務
➡チェ・ダニエル
チゥオンの心の傷を受け止めて彼を熱血的に支える秘書チャ・ユニ
➡ペク・ジニ
YBグループの問題理事88人もの秘書を辞職にした若き理事ファン・ホォユル彼も訳あり男児
➡イ・ウォングン
旦那に失踪され、一人息子を抱え年齢を詐称してホォユルの秘書になるワン・ジョンエ
➡カン・ヘジョン
元娘婿だったチゥオンを何かと気に掛ける副社長ト・テグン
➡キム・チャウワン
会社の不正を暴こうとするチゥオンが邪魔な専務チョ・サンム
➡イン・ギョジン
チョン・サンムの秘書で仕事のためなら親友のユニも裏切るマ・ボナ
➡チャ・ジュヨン
更にはソンフンとユ・テジという大物2大俳優がカメオ出演
(日本で言うなら友情出演)で
出演していることも話題になりました。
因みにソンフンは、ユニと誕生日デートをしている最中も
ボスからの電話でムードをそのたびにぶち壊され、
遂には呆れて彼女と別れる彼の役で登場します。
(第1回目の冒頭から・・・)
ユ・テジはジョンエの失踪した夫が残した保険金について、
本当に夫は死んでいるのかと疑いをもって彼女を尋ねてくる
保険会社の職員の役で登場しています。
2人とも時間にしてほんのわずかな登場ですが、お2人のファンは必見です!!
➡わたし、定時で帰りますのロケ地は?アスレチックや公園についても!
➡記憶にございません!の公開日はいつ?ディーンフジオカはどんな役?
➡恋愛動物(ドラマ)のマイクハーとソニアスイ以外のキャストは?感想も
最後にジャグラスに見る恋愛観・・・感想
ユニとチゥオンが惹かれ合っていく過程の描き方が
温かくてほのぼのしていてとても素敵なドラマです。
恋愛模様が特別な描き方がされていませんが、ユニとチゥオンが接近していく過程が
どこにでもいる男女の普通のカップルぶりがとても心地よく伝わってきます。
大爆笑を誘うようなコミカルさはなく、思わず、
『恋人あるある』的な展開が時にはなつかしささえ感じさせます。
本当にベタ過ぎるくらいベタなドラマ展開なんですが、
気が付くとドラマに思い切り引き込まれています。
チゥオンは、子供の頃に両親と姉を交通事故で亡くし、
チゥオンを引き取った育ての親である副社長の友人も
火災で亡くしています。
周囲から、かかわった人間が不審死を遂げる不気味な
子供と言われ、それがトラウマで人を寄せ付けない大人になりました。
火災現場はたまたまユニの家の建っていたところ・・・・
普通なら、悲しい思い出の場所ですから、
避けると思うのですが、彼はそれを正面から
受け入れようとしたのではないでしょうか・・・
チゥオンの中で、自分を助けて身代わりに
亡くなったおじさんの事をきちんと昇華しようという思いで
ユニの家を借りたのだと思います。
それでも、子供の頃についたトラウマで心のどこかに
自分とかかわる事で不幸な人間を作りたくないという
思いがあったのかもしれません。
秘書はいらないと!頑なに拒んでいた理由もそこにあるような気がしました。
チゥオンですが、人を寄せ付けない気持ちにたいして寂しさや孤独も常に感じて
いる・・・だけど強がって人をあえて寄せ付けない。
そんなチゥオンのキャラクターをチェ・ダニエルは見事に演じていました。
ユニの献身的な秘書ぶりに次第に心を開いていく
チゥオンの表情が穏やかに変わっていく様は実に見事な演技力です。
特に、ユニを抱きしめる時の笑顔にはやられます!
氷のボスの氷が本当に溶けていくような・・
大手企業を舞台にしたドラマでしたので、
会社の悪しき慣習を失くし、運営の正常化を図ろうと
奮闘するチゥオンが邪魔で何とかして排除しようとする、
チョ専務との攻防戦もきっちり描かれており、ストーリーに厚みもありました。
後味がいい作品でした。
上司と秘書の社内恋愛はご法度?言いつつご法度は破る為にある!
と言わんばかりのベタな恋愛ストーリーです。が
ベタもまた良し!!と思わせてくれる作品です!
一見のかちあり!