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【ボイスは韓国ドラマ版(原作)と日本ドラマ版で違いはある?実話って?】6

毎週土曜日の22:00より放送されている唐沢寿明と真木よう子主演

               「ボイス」

韓国の「ボイス」のリメイク作品です。

韓国では人気が高い作品であり、現在シーズン3まで放映されました。

韓国版の「ボイス」は、結構猟奇的な場面が多く、これをいかにソフトタッチにした
リメイク版に仕上げるのか、興味があるところです。

原作と日本ドラマ版の違い

現在、日本版は第4話まで放送になっています。

第1話では韓国版も日本版もストーリー展開はほぼ同じ。
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原作ではチャンヒョク演じる刑事のジニョクの妻がイ・ハナ演じるカン・グオンジュが
所属する通報センターに助けをもとめるも。何者かに惨殺されることから物語の展開が始まります。

【ボイスは韓国ドラマ版(原作)と日本ドラマ版で違いはある?実話って?】644

リメイク版でも唐沢寿明演じる樋口彰吾妻菊池桃子演じる未希真木よう子演じる橘ひかり
所属する通報センターに助けをもとめるも何者かに惨殺されたところから始まります。

その後、原作では、段階を経ずに通報センター(原作ではゴールデンタイムチーム)への
配属を拒んでいたウンスの妹が拉致監禁されるという事件に繋がっていきます。

日本では、連続女性殺人事件の犯人がSNSをみて家出した女性を拉致監禁し、
殺そうとするところを樋口彰吾が橘ひかりとの連携プレーで見に事件を解決し、
この事件をきっかけに橘ひかりと協力して事件を解決し始めます。

第3話では通報センターへの配属を渋る森下栞の妹
森下葵が何者かに拉致誘拐される事件が起きます。

この事件解決で森下葵はECU(通報せインター)への配属をします。

実は、原作では、この事件が物語の大きなカギを握る事件として描かれています。

原作では犯人が逃走を図ろうとしたトイレの中で焼き殺されるというかなりショッキングな
場面の演出がなされています。

日本版では、恐らく京都の放火事件の後の放映でしたので、その辺を考慮したのでしょう、
犯人は硫酸を飲まされてしゃべれないように殺されるという設定に変えられていました。

そして、第五回では子供の虐待事件が日本版では描かれます。

原作で子供の虐待事件は描かれていないので
この辺りから日本オリジナルの事件が随所に描かれていくのではないでしょうか。

【ボイスは韓国ドラマ版(原作)と日本ドラマ版で違いはある?実話って?】69

しかしながら、原作は殺人を犯すサイコパス役に
日本でも人気のキム・ジェゥクをあえて途中から登場させています。

キム・ジェゥクは韓国の産業業界の権力者モ・ギボムの1人息子モ・テグとして登場します。

ギボムは、権力者となるために金に物を言わせては警察の内部にまで
自分の言いなりになる人材を送り込んでおり、自分の思い通りにならない人材は
抹殺をいとわない冷酷非情な方法で政財界を牛耳る男。

そんな父親に時には怯えながら、彼のもとで育ったテグは、
ある日、父親が、手荒に部下を葬る姿を母親とともに目撃してしまいます。

父親は警察に駆け込んだ母親を精神障害者にしたて、自分の息のかかった病院へ送り込み
殺してしまいます。

怯えるテグにギボムはテグは神に選ばれし人間故
人殺しも厭わないと教育します。

幼く純粋だったテグは残忍な父親から自分の身を守るすべとして、
いつしか、父親と同じように自分に歯向かう人間、必要ないと判断した人間を
冷静に殺すサイコパスとなっていました。

テグの凶暴性はやがてギボムの脅威となり、
彼はテグの殺人の事実を隠蔽することに躍起になります


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日本版のテグとギボム親子は誰?

ボイス

原作では、ジニョクの妻が、関わっていた生活困窮者のボランティア活動で、
テグが殺した生活困窮者に関わっていたことをテグが察知。

自分の正体がばれる前にジニョクの妻を殺害したことが明かされます。

その過程にたどり着くまでに、テグは、
自分に不利益とみた人間は手当たり次第殺していきます。

テグの暴挙はやがて父親のギボムが知るところとなり、
テグの犯罪をもみ消そうとするギボムの行動が、
政財界を巻き込み新たな犯罪を生んでいきます。

自分に迫ってくるジニョクとグオンジュを亡き者にしようとする
テグの狂気は回を増すごとにエスカレートしていきます。

日本版にもテグとギボム親子は近いうちに登場してくるはずです。

はたして配役は誰なのか・・・・

気になるところです。

ボイスは実話?

【ボイスは韓国ドラマ版(原作)と日本ドラマ版で違いはある?実話って?】123

実に凄惨な場面が多く、韓国でもクレームが続出!
放送委員会が調査に入るほどでした。

実は、意外と韓国ドラマや映画は実話をモチーフにしたものが多いのです。

『ボイス』も『水原バラバラ殺人事件』をモチーフに描かれました。

最後に水原バラバラ殺人事件とは?

2012年に韓国の水原で28歳の女性が暴行された挙句殺害され、
挙句バラバラにされ廃棄されるという猟奇的な事件が起きました。

被害者女性は生前、警察に被害を相談していましたが、
警察が真剣に取り扱う事はありませんでした。

事件当日も女性は、通報センターに事件を通報していますが、
にもかかわらず、警察は初動捜査に踏み切る事はなく女性は惨殺されてしまいました。

女性はスパナ―で2度殴られ、絞殺されました。

ボイスはこの事件を背景に脚本が書かれたと脚本家のマ・ジゥオンはのちに語っています。

社会で起きる事件をもとに韓国版のボイスも日本のリメイク版も制作されているようです。

お国柄の違いで犯罪模様も多少違ってきます。

韓国版の『ボイス』は
かなりむごいシーンが繰り広げられます。

日本では、おそらく犯行シーンなどのリメイクは
かなりソフトタッチになるのではないでしょうか。

特にラスト、一連の犯罪を犯してきたテグの最期は目を背けるほど悲惨でした。

日本では、恐らくあのシーンを再現することは不可能ではないでしょうか・・・

韓国版「ボイス」リメイク日本版『ボイス』
お国柄を感じながら見比べてみるのよろしいのではないでしょうか。


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