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ヤバTの面白い・オマージュ曲は?歌いやすい&出しやすい音域の曲も!1

2018年、つまりほんのつい数週間前のことですよね。
あのNHKの絶対的年末恒例番組として君臨する
「NHK紅白歌合戦」がありました。


もちろん番組そのものも楽しみにしているのですが、
視聴者の関心ごとと言えば今回は、
どの歌手が出場するかの予想。


そしてここ数年では、NHKもなかなか頑張っているようで、
毎年のベテランさんだけではなく
「今が旬」の若者向けのアーティスト
出場枠を分けて選んでもいるようです。


その中にある「邦楽ロック系枠」(通称「特別枠」)には、
NHK側にとっても視聴者にとっても
見てみたいと思うようなアーティストが選ばれます。


今回は、どんなアーティストが選ばれるか、
そんなことを考えているのも楽しいものですが、
今年は米津玄師さんに決まりました。


でも予想しながら候補になりそうなアーティストに
「もしかしたらヤバイTシャツ屋さんかも」と
ひそかに狙っていた人、少なくないのではないでしょうか。

ヤバTの面白い・オマージュ曲は?歌いやすい&出しやすい音域の曲も!2


2018年のヤバTは、
NHKフレッシャーズキャンペーン
2018 ‐ コラボ曲 「案外わるないNHK。」を発表して
NHKにかなり貢献していたバンドです。


なので、もしかしたらもしかするかもと期待半分でいましたが、
残念ながらキャンペーンの起用だけにとどまるに至っています。


ですが、何も知らない大人世代が聞いたら
ヤバイTシャツ屋さん」ってなに?と、
あまりにも不可思議なネーミングに
「真面目に」と声がかかりそうですよね。
昭和のライブの時代に、
露店を出して独自のTシャツを販売している光景を想像してしまう人も
多いかもしれません。
なのでそんなイメージから「ちょっと、、、大丈夫?」と
うーん、このバンドは?
とインパクトは抜群ですが。


ですが本人達はいたって真面目で
なかなかの頑張り屋さんロックバンド


NHKにも登場し全国的に有名になりつつある?ヤバT
まだ「え?」と思っているミドルエイジにもむけて紹介します。
一応キャッチフレーズは「50代に受けるバンド」
本人達も言っている事なので。

ヤバTの面白い・オマージュ曲は?歌いやすい&出しやすい音域の曲も!3



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今ドキ世代のバンドって?



ちょっと知名度が出て
一般に知られることとなるバンドで
「まだ若そう」なんて思うバンドは、
実は意外にも下積みを何年か経験していて、
それでやっとフェスなどに
呼ばれるようになってくる
ことがほとんどです。


ちょっと若手かなって思うあたりに
同じく関西出身のKANA-BOONキュウソネコカミなどがいますが、
この2つのバンドも最初のうちは、
地元のライブハウスなどでの下積み期間があります。


そのKANA-BOONが下積みしていた
「三国ヶ丘Fuzz」は、
関西において、これから!という
バンドマンに有名なライブハウス
です。


そこでヤバイTシャツ屋さんしばたありぼぼさん
バイトをしていました。


そして出演するはずだったバンドが
キャンセルとなり時間枠が
あいてしまった時に登場したのが
ヤバイTシャツ屋さんです。


いくつものバンドを見てきた店長の勧めで
2015年11月
関西最大級の音楽コンテスト「eo Music Try 2016」に出場し
あっという間にグランプリを
かっさらっていきました


ヤバTの面白い・オマージュ曲は?歌いやすい&出しやすい音域の曲も!4


もともとヤバTの3人は、
大阪芸術大学の先輩と後輩の関係で、
軽音サークルの仲間です。
当時、入学した時には自分達が
バンドマンとして将来を生きていこうなどとは、
3人ともに全く思っておらず、
さらにこやまやくやさんにいたっては、
映像監督としての道がありました。

ヤバTの面白い・オマージュ曲は?歌いやすい&出しやすい音域の曲も!5

もちろんしばたありぼぼさん
一般の大学生と同じように
就活して一番行きたかったという企業に
ほんの少しだけ就職
しています。

ヤバTの面白い・オマージュ曲は?歌いやすい&出しやすい音域の曲も!6


それがあれよあれよとコンテストで優勝し、
レーベルは決まり
さらに京都の大御所の10-FEETがいる事務所からオファーがかかり、
ヤバイTシャツ屋さんとしてメジャーデビューします。


こやまたくやさん26歳、
しばたありぼぼさん24歳、
もりもりもとさん26歳と
バンドの世界では、とびきり速いスタートダッシュとなりました。

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曲には凝りに凝ったMV



バンドのメンバーが曲を作り、
バンドがそこに音を乗せる。
そして出来上がった曲を披露する場所はMVです。


そのMVの映像も一般のバンドの場合は、
専門のMVの監督に任せます。
それをヤバイTシャツ屋さんの場合は、
3人ともが大阪芸術大学出身のその技術を勉強しているバンドなのです。
なので、自分達が表現したいことをそのまま形にすることが可能です。


特にこやまたくやさんは、
映像監督になると名前が「寿司くん」と変わります。


有名なところでは中学の先輩後輩の関係にあたる
岡崎体育さんの曲「ミュージックビデオ」において
第20回文化庁メディア芸術祭・エンターテインメント部門新人賞
受賞しています。
その途中でワンカットだけこやまたくやさん
ちらっと映るシーンもあります。




そんな映像で自分達を表現することを得意とする3人は、
いきなりスタジオから飛び出し車に乗り、
着いたところは「HOLLYWOOD」などという
1つのMVには大胆すぎる場所で作ってみたと思いきや、
ずっとこやまたくやさん家の中での撮影で
最後にWi-Fiのパスワードをしれっと
紙に書いて見せ
ての発想がユニークです。


ヤバイTシャツ屋さんの曲詩の特徴と歌いやすい曲



勝手にヤバイTシャツ屋さん代表曲の1つとさせてもらうとしたら、
それは「ウエイウエイ大学生」です。
とにかく初めて聴いた時のインパクトは抜群でした。


実際に大学生という本当に学生ではあるものの、
高校生までとは全く違う世界を体験する「大きな学生」、
そのはっちゃけぶりは、
大学生の子供がいる親にとっても、
これほど説得力があって等身大で
あきれるほどよくわかる大学生の生態

唄ったものはありません。


また関西人でないと大学群の呼び方がわからないと思いますが、
これを関関同立(関西学院、関西大学、同志社、立命館)MARCH
そして産近甲龍(京都産業大、近大、甲南、龍谷)日東専駒あたりに
置き換えてもらえればわかりやすいようです。




まあ大学名はあまり関係なく、
真面目に大学に通って
勉強に精を出す学生がいないということを
あるあるで唄って
います。
でも大学生、もしくは大学を卒業している人にとっては、
ほんとにその通りと思えて笑える最高の一曲です。


そんなヤバイTシャツ屋さんの曲詩の多くに、
よく漫画などで本音を言うときにでる吹き出しがありますよね?
その本音の部分を隠さずにそのままさらっと曲詩に入ることで、
聴いている側のうなずく回数が増えます



そんなあるあるの言葉を曲詩にしていることを
こやまたくやさんは、
「思っていても言えないが、
唄にすると言える」

とコメントしています。

出しやい音域とすく盛り上がる面白い曲



しばたありぼぼさんの高音は、かなりの高さなので、
カラオケなどでは少し音をさげないと
そのままでは無理があります。
そんなこれまでの疾走感と
ノリで唄って
きたヤバイTシャツ屋さんが、
2018年には年始に
『Galaxy of the Tank-top』(2rdアルバム)、
年末には『Tank-top Festival in JAPAN』(3rdアルバム)と
1年の間にアルバムを2作品リリースして
少し曲調の変化が出ています。


これまでは、そのまま突き進む曲が多かった勢いある曲調が、
この3rdアルバムには、
ヤバイTシャツ屋さん
「曲を聴かせる」ものも数曲入っています。
「かわE」などは、それほどキーが高くないので大丈夫です。


そして「肩 have a good day」などは、
ヤバイTシャツ屋さんの曲じゃないような仕上がりになっています。
曲詩は、かなりどうでもいいのですが
メロディがいいので素敵な景色の下で聴くと合います




一気に駆け上り3枚目も作り上げた3人ですが、
この短期間のうちにかなりの曲の
MVの演出にも変化が起きています。
まずしばたありぼぼさん声がもともと高音ではあったものの、
今では安定感
がでています。
またしばたありぼぼさんの衣装は、
もちろん道重さゆみ事務所公認のTシャツを着てはいますが、
プロの顔にだいぶしまってきた感じがします。


映像監督として製作しているアニメの寿司くんは、
ヤバイTシャツ屋さんの活動が多くなり過ぎて
更新ができないほどになっています。
またこやまたくやさんは、
苦手な美容室にしばたありぼぼさんと行くようになり、
こざっぱりとした感じがでています。
というのは外見で、これもメジャーとなり、
自分の成長とバンドの勢いが重なってバンドとして
着々と力がついてきている
といえるかもしれませんね。

オマージュ?ぱくり?話題のあの曲!


しゃ しゃ しゃ しゃ しゃ しゃ しゃ、、、、

と続く
「あつまれ!パーティーピーポー」という超ノリノリの曲があります。
コンパで唄っても盛り上がり、みんなで一体になれます

ですが、その曲がMVとしてYoutubeでアップされると
「ちょっとまったー!!」の声が
かかってしまいます。




曲調やMVの設定そのものも全てが
LMFAOという2人組のアメリカのユニットの曲にそっくりなのでは?
というコメントが相次ぎました。


LMFAO2009年に発表し、
YouTubeで約2億回再生を記録している楽曲“Shots feat.Lil Jon”を、
ヤバイTシャツ屋さんオマージュし
「あつまれ!パーティーピーポー」” を制作したと発表されています。


そしてYouTubeで見てもらえればわかりますが、
全世界の視聴者が視聴しているほどの人気で
日本の視聴回数ではあり得ない程の回数なんです。
ということは、もうどの国に住んでいるかということや、
どのお店に入った時に聴いたのか、
なんていう次元を簡単に超えている曲です。
おそらくほとんどの人が
この曲にどこかで触れていると言ってもいい程なんですね。


なので、もちろんヤバイTシャツ屋さん以外のアーティストも観ていますし、
それだけカッコイイ作品なら自分達でもカッコよくできないか
とあこがれてしまうような作品です。
そのことに対して、
ヤバイTシャツ屋さんの公式Twitterにて、
LMFAO・レッドフーからの動画コメントが公開もされました。


この動画でレッドフー

「やぁ皆、調子はどうだ?おれはRedfoo。
ヤバTの”あつまれ!パーティーピーポー”俺、マジでハマってんだぜ!
歌ってくれて嬉しいぜ。
しゃっ!しゃっ!しゃ!しゃっ!shirts!マジでお気に入り!
最高!日本でツアー一緒に周りたいぜ!
マジでやろうぜ!」

とコメントしています。


ということは、しばたありぼぼさん
ピンク大好き道重さゆみTシャツが公認なのと同じで
この曲もガンガン行っていいものとなります。


ということは、
はじめから彼らをオマージュした作品だったということになりますね。


いつでもこういった
「マネしている曲ではないか」という話
ちょくちょくあがります。
こういう時に一番問題なのは、
先に作った人が好意的に受け入れてくれるか
ということではないでしょうか


ヤバTの面白い・オマージュ曲は?歌いやすい&出しやすい音域の曲も!最後に



日本に定着してきたロックも大御所になりますと
15周年20周年を迎えています。
そんな先輩のバンドに続く若い今ドキ世代も着実に育って来ています。
しかも同じようなロックの音を作るということではなく、
彼ら自身から生まれた感性が満ち溢れています。


ヤバイTシャツ屋さんも、デビューして3年が経ちますから、
もう新人と言ってられない、
今まで以上に力を付けて行かないとあっという間に
新しいバンドに取って代わられてしまいます。
彼らの本心とも言える部分を隠さずに表現しながら
新しいジャンルにも挑戦
していくことで、
音楽と映像を融合させたヤバイTシャツ屋さんにしか表現できない
世界観ができるでしょう。


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