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2017年の「神と共に」1章に引き続き2018年には「神と共に第二章因と縁」が公開されました。

冥界の弁護士カンニム、護衛官のウォンメク、補助弁護士のドクチュンは1000年の間に49人を聖人に導くと、自分達も生まれ変わることができる条件のもと冥界への道先案内人として働いていました。

カンニムは49人目の聖人にジャホンの弟スホンを指名。

本来、悪霊になっていたスホンは消滅させられる定めでした。

しかしカンニムは、誤射により、命を落としたスホンの無念をなんとか、証明しスホンを聖人に導きたいと閻魔大王に掛け合います。

神と共に第2章のキャストは?!

『神と共に』第2章のキャストは、第1章に引き続き、カンニム役にはハ・ジョウン。

護衛官役ウォンメクにチュ・ジフン。

補助弁護士のドクチュン役にキム・ヒャンギ。

そして物語の大きなカギを握る守護神ソンジュにマ・ドンソク

第1章でジャホンの弟スホン役で出演していたキム・ドンウクとこれまた非常に豪華なキャステイングが組まれています。

閻魔大王がカンニムに出した条件とは?

神と共に2-9

閻魔大王は、カンニムに下界で、守護神であるソンジュに守られて、冥界からの使徒をことごとく追い払っている老人チュンサムを冥界へ連れてくることを条件に出します。

チュンサム爺さんは、第1章で怨霊となったスホンがカンニムから逃げる姿を目撃しています。

そして、「死人が見えるようでは、私のお迎えも近いかな…」とつぶやいています。

ここで、第1章の何気ないシーンが充分生かされています。

そうか、爺さんは既に半分あの世の人だったんだなぁ~と思わず納得させられました。

韓国作品特有の伏線がここでもしっかり張られていることを実感しさせられます。

 

カンニムはウォンメクとドクチュンをチュンサム爺さんのもとに送り、自分は、スホンと地獄巡りを始めます。

ウォンメクとソジュンは冥界法を犯して寿命が尽きているチュンサム爺さんを冥界へ送ることを阻止しているマ・ドンソク演じる守護神ソンジュを倒してチュンサム爺さんを冥界へ送るべく爺さんの家へやってきます。

カンニム・ウォンメク・ドクチュン因縁が明らかに!

ソンジュの弱点は、壺!!と教えられてきたウォンメクとドクチュンです。

ソジュンの目を盗んで壺を割ってしまえばいいと考えますが、その企みはソジュンに見破られてしまいます。

スマートでチャラ男のウォンメクも厳つく武芸にも優れているソジュンに履かないません。
神と共に2-2

二人はあの手この手でなんとか、ソジュンを説得しようと奮闘しますが、そうこうしているうちに、ソジュンは、ウォンメクとドクチュンを冥界に連れて行った使徒であったことが明るみにでます。

マ・ドンソクとチュ・ジフンのやり取りが実に滑稽に描かれています。

冥界や前世、因縁という重たい内容の作品にコミカルなお笑い要素が絶妙なタイミングで挿入されています。

一方で、冥界のカンニムは、スホンと共に地獄めぐりをする中で、スホンの言動から、自分が1000年前の前世で犯した罪を改めて見せつけられます。

マ・ドンソクとチュ・ジフンのコミカル演出とカンニムの重たい過去の演出に違和感を感じさせずに見る側に伝わります。

時は高麗時代。
神と共に16
カンニムは高麗の大将軍。

ウォンメクも高麗の最強の武将といわれていました。

カンニムの父親ムンジクは慈悲深い性格から、敵族の少年を助けて養子に迎え入れます。

養子に迎え入れた少年を寵愛し、後継者は養子である弟にすると明言。
そんな父親に嫉妬していたカンニムは、戦場で瀕死の重傷をおっていた父親を見殺しにします。

結果、父親の死は「戦死」となり、カンニムは父親を守らなかった事を咎とし、弟を追放。
父親の後継者として実権を握ります。

神と共に2-7

一方、ウォンメクは虎に襲われていた少女ドクチュンを助けます。

ドクチュンが、かつて、自分が殺した部族の娘であったことを知り苦悩します。

彼は、罪滅ぼしに、彼女が親代わりとなって世話をしていたみなしご達の支援を始めるのでした。

ウォンメクは、支給される兵糧米を、ドクチュンの住むみなしご達の村に横流しします。

が、やがてそれがバレることになり、ドクチュンの村は奇襲されます。

奇襲寸前のところで、ウォンメクはドクチュンと子供達を逃がします。

ウォンメクには真実を継げ、両親を殺してしまったことを詫びると、彼女を子供達と共に逃がし1人で奇襲兵と戦います。

が、最期にカンニムがやってきて、精魂尽き果てた彼を切り捨てます。

切られて倒れこんだウォンメクの息の根を止めようとしたその瞬間、逃げたはずのドクチュンがカンニムを刺します。

刺されながらも、ドクチュンを切り捨てるカンニム。

3人はその場に倒れ絶命します。

前世の3人はそれぞれが敵同士のような関係だったのです。

真実を知ったウォンメクとドクチュンは深く傷つくのでした。


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冥界と下界・繰り返した歴史の謎が解ける!

神と共に2-11

 

ソクチュンは、チュンサム爺さんの孫が爺さんを冥界に連れて行っては、天涯孤独になる事を不憫に思っていました。

更には、地上げ屋が狙う住処から孫が追い出されて、国外で養子にされてしまうことを知り、せめて孫が小学校に上がるまでは、爺さんを生き永らえさせようとしていのです。

容赦なく、爺さんの借金を取り立てにきては、土地を渡すう迫ります。

ウォンメクとドクチュンは、ソクチュンの思いを知り、爺さんの孫が、爺さん亡き後にも、今の住処に居続けられるよう、協力を始めます。

そんなある日、ソクチュンは地上げ屋の奇襲に会い、命の壺を壊されてしまいます。

虫の息の中で、ソクチュンはウォンメクとドクチュンの因縁は決して悪くなかったと言い残して消えていきます。

ソクチュンの死で爺さんの寿命は終わりをつげ、ウォンメクとドクチュンは爺さんを冥界に連れていきます。

スホンは閻魔大王の裁判を受けることが許され、見事聖人になります。

無罪を勝ち取ったスホンの前に閻魔大王が現れ、自分と一緒にこの仕事をしないかと問いかけます。

実は、閻魔大王は、カンニムの父親だったのです。

第2章では、第1章から、スホンの地獄裁判までの工程が、全て、カンニムとウォンメク、ドクチュンの3人の前世での生きざまの再現だったのです。

1章2章をかけて見事につながる1本の点と線。

爺さんの孫も、ソクチュンが購入していた株が急騰し、海外へ養子に出されることなく韓国で過ごすことができるようになっていました。

冥界でのスホンとカンニムの地獄めぐりと下界でのウォンメクとドクチュンの悲しい運命の結末が見事にマッチしていて、作品のクオリティーの高さを感じる作品です。

2章から鑑賞しても1つの物語として感動できる作品ですが、第1章から続けてみる事で、更に作品のすばらしさを実感できます。

最後にWOWOWで視聴はできる?

現在、「神と共に」を見られるのはHuluとアマゾンプライムビデオです。

残念ながらWOWOWでの放送は今のところ予定されていません。

WOWOW加入中の方は、今しばらくお待ちあれ。

配信がはじまりましたら、お見逃しなきよう!!

嬉しい事に第3章の企画もあがっているようです!!

第2章でスンフンを誤射で死なせてしまったEXOのDOが除隊するタイミングで制作発表があるのではないかとみられていました。

DOは昨年秋に除隊しています。

コロナ禍で制作発表が遅れているのでしょうか、詳細はまだ発表になっていないようですが、第2章に参加したDOにはすでに第3章の出演依頼が来ているとのこと。

2021年「神と共に第3章」公開がきたいされています。


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