目次


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東京リベンジャーズ主題歌・Official髭男dismのcry babyの魅力!1


テレビ番組「マツコ会議」
official髭男ismがゲストだった回がありました。
そもそもミュージシャンがトーク番組に出ることさえ
めずらしいことです。
しかもヒゲダン、なかなかトークに慣れてない様子です。
それでも食い下がってマツコさんが
ヒゲダンの魅力を引き出そうと頑張っていました。
そんな中、みるからに真面目そうなヒゲダン
本当はメタルが大好きだったりとかなり印象とは違うメンバーを
考察して、「変態ね」「変態よ」
official髭男ismのことをそう表したマツコさん


その言葉、おっしゃる通りです。
これまでのヒゲダンの曲が好きというファンは、
場面場面の気持ちを巧みに表現しつつ高い演奏力で
聴いている人の心を掴んできたバンド
のこと。


でも今回のCry Babyは、
そんなヒゲダンの今までとは全く違います。
とにかくエモーショナルで激しくストーリー性のある
この曲だけでどれだけの「技」が使われているかわからないほど



東京リベンジャーズ主題歌・Official髭男dismのcry babyの魅力!3


中でも12回も変わる「転調」は、
アニメ東京リベンジャーズタイムリープと重ねるかのよう。
そんな今までにないヒゲダン
マツコさんのいう変態の意味に照らし合わせて
見ていきましょう。
東京リベンジャーズ主題歌・Official髭男dismのcry babyの魅力!2



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東京リベンジャーズとは



2017年より「週刊少年マガジン」で連載開始している
累計2000万部を突破したコミック
コミックを読まない世代でも
アニメ化されたことによって、
さらに人気が爆発
しています。
東京リベンジャーズ主題歌・Official髭男dismのcry babyの魅力!2


人生どん底のダメフリーター花垣武道(タケミチ)⇔主人公
中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人・橘日向(ヒナタ)が、
最凶最悪の悪党連合”東京卍會”に殺されたことを知ります。
事件を知った翌日、
駅のホームにいたタケミチ
何者かに背中を押され線路に転落し死を覚悟したが、
ここがこのストーリーのはじめとなるのです。


東京リベンジャーズ主題歌・Official髭男dismのcry babyの魅力!5
タケミチは、ヒナの弟で12年前からの事件をさぐる
刑事の橘 直人と手をつなぐことによって
タイムリープすることができるようになります


タケミチにとって人生のピークだった
12年前の中学時代にタイムリープし、
恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、
人生のリベンジを開始
する!
http://https://crybaby.ponycanyon.co.jp/


第一期が終わったアニメ放送では、
まだ登場人物の思惑さえわからない
ままですが、とにかくここまででも
見ごたえ十分、第二期が始まるまでに
チェックしておくことを絶賛おすすめします。


ちなみに筆者の周りでは
「マイキー推し」がダントツですね。



Cry Baby の魅力は?



最終話のタイトルが「a cry baby」ということからも
ここではまだまだ泣き虫のタケミチを表していることに
間違いありません。
ヒゲダンメンバーも「大好きで大好きで」
とコメントしているように、
原作を読みつくしているので、歌詞からも
ストーリをうかがい知ることができます。


東京リベンジャーズ主題歌・Official髭男dismのcry babyの魅力!4




転調が12回も



一言で転調といっても音楽の知識が少しでもないと
どういうことなのかがわかりにくいかもしれません。
転調とは、その名の通り曲調を変えることです。
聴いていてわかるかとおもいますが、
1番と2番でも曲の雰囲気が変わっていると思いませんか。


転調を知らないという人でも
何か変わったと変化に気づいたところが
転調しているところです。


今回のCry Babyは、曲の中で12回も転調しているので、
1フレーズ目と2フレーズ目の雰囲気が変わったと思うところが
あります。
そこが転調です。
そしてこの転調の多さがストーリー中に何回もタイムリープする
タケミチの移動の瞬間を表現しているのでは
ないでしょうか。

変態と言われる理由



マツコさん、初めてヒゲダンを聴いた曲が「pretender」ということで、
思わず涙がポロリしてしまったのだそう。
もしかしたら忙しい毎日の中で気持ちも乾いたいたせいかもしれませんね。
なのに、次にきた曲が「Cry Baby」です。
あまりの違いにそれまでのファンも驚いたことでしょう。
とにかくこれ以上の曲は出せないと言わんばかりの
聴き終わったら1つのオペレッタくらいの
一大抒情詩
です。


そして、いつものヒゲダンよりも
はるかに激しいこの曲は、
今までのヒゲダンのイメージを180度変えて、
言ってみれば優等生で真面目なヒゲダンだったはずが
その反面では激しく、強く、全く別のヒゲダンだったと
いうわけです。
そのことをマツコさん「変態」
いう言葉を使った意味なのでしょう。
だってヴォーカルの藤原さんは、頭はバッキング
こんなヒゲダンは誰もがしってる知ってる
ヒゲダンにはありませんでしたよね。



歌詞もリベンジャーズにリンク



「Cry Baby」の歌詞の世界は、
全部がリベンジャーズと言えます。

胸ぐらを掴まれて 強烈なパンチを食らってよろけて
肩を並べうずくまった
何度も青アザだらけで涙を 流して 流して
不安定な心を肩に預け合いながら 腐り切ったバッドエンドに抗う

など。

まるでタケミチのことを言っているようです。
もちろん作詞作曲の藤原さん
リベンジャーズを深く理解しているから
できた曲であり、曲は曲というタイアップの仕方もありますが、
Cry Babyは全面でリベンジャーズです。






東京リベンジャーズ主題歌・Official髭男dismのcry babyの魅力!最後に



12年前にタイムリープした世界は、学生が学生服で
自分をアピールしていた世界。
今世代の子供たちが「短ラン」や「超ラン」といってもわからないかもしれません。
そういう面では、真面目さんとやんちゃくんがわかりやすく分かれていた時代でした。


そして毎日が
ケンカやシャバ取りに明け暮れていたリベンジャーズの世界ですが、
どうして今の世代にもヒゲダン
大好きになるほど絶大な人気を得ているのでしょう。


そこには、目的に向かってひたすら走るタケミチ
大人びたところのあるドラケン
さらに15歳の多感な時期にたくさんのことを
背負わされたマイキー
などキャラクターの個性豊かな魅力が描かれつつ、
そのミステリアスなストーリー展開に
期待してしまうからではありませんか。


そしてなんといっても
「曲を聴いただけでリベンジャーズ」となるほど
リベンジャーズと一体化したCry Baby
さらにその魅力押し上げます。


筆者は、はじめヒゲダンリベンジャーズ
大好きということを知りませんでした。
ですが、もともとメタルやハードロックもJPOPと
同じくらい好きということですから、
ヒゲダンがこちら側に傾くと
こういう曲ができるのだと
思わず納得してしまいました。


これももしかしたらコロナ禍で
巣ごもりを余技なくされたことで
その反動が爆発してできた曲なのかもしれませんね。


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